アフガニスタンからの悲しい知らせに驚かされた。
自国に尽くす人を殺すとは!「不条理の極み」だ。
何故そんな事が起こるのか? 現代の日本人には
理解不能だろう。
私の体験から言えば、アフガニスタンの今は、
160年前の日本の「幕末」と軌を一にしている
のではないか?
日本の幕末がそうであったように、外国人の排斥、
「攘夷」の気風が横溢しているように見える。
アフガニスタンの紀元前からの長い歴史の中で、気の
遠くなるような攻防の果てに、アフガニスタンの
今があるのは、誰からの支配も受けたくないと言う
強い意志があったからこそ、なのだろう。かつては、
ソ連を追い出し、今またアメリカを追い出そうと
しているのだ。