源太郎のブログ

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「フォトエッセイ」

2020年07月06日 | 写真

今回は、「ヨセミテ」に行くことにしました。

ここ暫くは私も行っていませんが、私の大好きな場所の一つです。

 

少し、ヨセミテの話をさせて下さい。

 

ヨセミテは1890年(明治23年)にアメリカで2番目の

国立公園になりました。因みに、1番目は、イエローストーン

国立公園です。広さは、概ね、関東地方と同じくらいの広さ、

と言われています。

 

ヨセミテに初めて人が立ち入ったのは1833年、

ジョゼフ・ウオーカーと言う人だと言われています。でも、それは

ウソです。4000年も前から、インディアンが、ひっそりと、

人知れず生活していたからです。日本では江戸時代に相当する、

1848年に、カリフォルニアで金が発見されると、様相は

ガラッと変わりました。アメリカ中から一攫千金を狙う人が

集まりました。その殺到する様を描いたのが、所謂、「西部劇」

の世界です。その時代、アメリカに居た、ジョン万次郎も参加

した、と言われています。西海岸を終着点とした、西へ西への道は、

ゴールドラッシュの最盛期を迎えた、翌年の1849年に因み、

49号線と呼ばれ、今でもあります。その沿線には「チャイニーズ・

キャンプ」と言う地名もありますが、多分、ゴールドラッシュの時代、

「中国人がキャンプした場所」だったのでしょう。そこの小学校は

「Chinese Camp elementary school」と呼ばれ、今でもあります。

又、サンフランシスコのフットボール・チーム、サンフランシスコ・

フォーティ・ナイナースは、それに因んだなまえです。強いて、

訳せば「1849年の人達」と言った所でしょうか。1984年には

「世界遺産」にしていされました。

 

ヨセミテの魅力は何と言っても、その独特な、美しい自然です。

それをシリーズで、このブログでご紹介しよう、と言う訳です。

日本でも、「国立公園」の開発は厳しく制限されていますが、

アメリカでは、もっと厳しいのではないか、とさえ思ってしまう

程厳しいです。私が初めてヨセミテを訪れたのは1982年ですから、

38年前ですね。その時から、何も変わっていない。新設の建物、

ホテル等もありません。「現状変更」一切なし、と言う頑固ぶりです。

その代わり、公園のゲートの、すぐ外側には、ホテルやロッジが林立

している、と言う現象が起きています。少し長くなってきましたので、

今日はここまでに致しましょう。写真が無いと、ちょっと寂しいので

一枚だけ掲載しておきます。

右側の、丸っこい岩山が、ヨセミテのシンボル、ハーフドームです。