゛温もりの毛玉の意図を手に触れて冬待つ吾の三寒四温゛
毛玉を見ると雪国の家族を思う゛母あさん゛の心が
しみじみと伝わって来る
家族の為にひと針ひと針
ひと冬潜る主婦の愛
私の昨年の詩が
今頃の季節に良く似合う
北海道新聞゛藤田民子様゛選
入選の詩です
オレンジの炎
枯れ庭で夫の帰宅を待つ篝火は
コスモスオレンジ
母さんが私の為にと
刈り取った羊毛を
大鍋で染め糸に紡ぎ
ひと針ひと針心を込めて編んでくれた
冬のセーターの色
遠い母の温もりは
時代を越えても何時までも温かい
゛風邪を引くなよ゛
゛元気でいれよ゛
早死にした母の心残りが
この時期になると
優しく気遣いに来てくれる
出窓吹く木枯らしが
゛ピューピュー゛
歌いだすと
窓際で陽を背にした母さんの編み物姿
私のセーターに
温かなオレンジの炎を灯しだす
*この詩を読むと
母の情景が秋窓に
日毎寒さが押し寄せてきます
北国の暮らし
毛玉を見ると雪国の家族を思う゛母あさん゛の心が
しみじみと伝わって来る
家族の為にひと針ひと針
ひと冬潜る主婦の愛
私の昨年の詩が
今頃の季節に良く似合う
北海道新聞゛藤田民子様゛選
入選の詩です
オレンジの炎
枯れ庭で夫の帰宅を待つ篝火は
コスモスオレンジ
母さんが私の為にと
刈り取った羊毛を
大鍋で染め糸に紡ぎ
ひと針ひと針心を込めて編んでくれた
冬のセーターの色
遠い母の温もりは
時代を越えても何時までも温かい
゛風邪を引くなよ゛
゛元気でいれよ゛
早死にした母の心残りが
この時期になると
優しく気遣いに来てくれる
出窓吹く木枯らしが
゛ピューピュー゛
歌いだすと
窓際で陽を背にした母さんの編み物姿
私のセーターに
温かなオレンジの炎を灯しだす
*この詩を読むと
母の情景が秋窓に
日毎寒さが押し寄せてきます
北国の暮らし