もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

ゆき.ゆき.ゆきの雪づくし

2011-12-04 07:15:24 | Weblog

大地は呟きも喜びも白一色に包み込まれ

無限大の可能性を秘めた白い画用紙になりました

その中で

老いは老いなりに

密かに生きる為の

日々の計画を描いてみる

 

三月旅立ちの

裏庭の青写真

孫達にも期待と希望のミントの匂う制服に

それぞれの校門を潜る嬉しさ

 

思えば懐かしい

仰げば尊し

下の孫が貰って来た

学校の大きな朝顔の種

振ってみればカサカサと音がする

茶封筒の中

あやされながら来春の発芽の時期を

楽しみに語り合っている

雪やこんこん

あられやこんこん降っても降っても

地球の軸が傾くお彼岸迄

雪国の暮らしは続きます

その間年が明ければ冬の向こう側迄

春へと繋ぐ行事で心の穴を埋めて行きます

その頃の母さんは

手袋も靴下もセーターマフラーも編み終わり

毛玉も残り少なくなっています

 

寒から温へと変わって行く

雨垂れが地面を叩きつけ

大地は冬眠から目覚めて行く季の移り

雪国の長い暮らしが今始まった