燃え切った夏の日が戻って来たような
゛天網恢恢疎にして漏らさず゛と
カラリと晴らしたお天気
雲ひとつ無い天空を眺めていると
届いた花林誌の中からのゼブラゾーンの物語(ぶつご)に惹かれ
私も一つ
拙い詩を書いて見たくなった
゛ゼブラゾーン゛
今年最後の勝利者の
聖者の行進
胸を貼り堂々と海を隔てた
あのゼブラゾーンの向こう岸から
師走も近づくこの街へ
波紋は白き蒼き潮騒
一歩近づき一歩交代
まだまだ遠いと思った道程へ
忘却とは。。。。。。
問うてみた
私の抱えきれなかった
青春物語は
疑問符ばかりで
置き去りになっている
私への。。。。。絶句に
閉鎖された破門
強く叩いて見たら
シワシワのシーツにアイロンを掛けたような
新たな年に向かっての
季節の便り
リセットされた雨垂れの音を
風が連れて来た
今日のような佳き日
全てを忘却物語の中に閉鎖して
窓に視線を近づけた
そこに陽に見つめられ手を振り見送っている
古希の人
私が依存していた