サワサワと.........
初秋の風の間合いを
北海道の冬に向かっての寒い凍えに
赤々と炎を点す
凍えた゛あの通りから、、、、゛頑張れ゛よ
確か母のような温もりを抱えたナナカマドの赤い実
今年も地球の傾きを教え
瞑らな瞳で色付き始めましたよ
日も幾分短くなった気配
北海道の冬がこのナナカマドの実が真っ赤に色む頃
新たな季節が始まるのです
明日は私の父の命日です
あれから。。。。。。24年の歳月
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あの日も残暑が厳しく
故郷のあの空き地に行くと
宵街草があの人の帰宅を待っていた
空き地の傍の石畳には羽根を休めた赤蜻蛉
せせらぎの水音には長閑な田園風景が描き出され
私の故郷はだんだん遠く手の届かない
所になっていた
水音から貴方の声が聞えて来ますが
振り向けば果敢なくも
゛貴方はもういない゛と諭され。。。。。
だんだん水音が虚しくなって来ます
せせらぎに浮かんでいた睡蓮
今日一眼レフのDCで撮ってきました
広瀬川流れる岸辺
思い出は帰らず
早やせ躍る光に
濡れていた君の瞳
時は巡り又夏が来て
あの人は同じ流れの岸辺
瀬音ゆかしき杜の都
あの人はもう。。。。い.な.い