日暦を捲れば
光陰や矢の如し。。。。今日は二十日正月
西陽差し脚光を浴び出して来た本棚
本のページをパラパラと捲ると
あの日の葡萄の葉がハラリと
私の足元に散った
葉を裏返しにすると
甘く美味しかっ葡萄のバラード
開いた穴から
春を告げようと一条の光の束が一直線に
私をあの日にタイムスリップさせて行く
私はどんどんその道程を歩きだし
戻って来ない筈の
青春のグラデーション
この枯れ葉に私の一日は
あの日の葡萄、、、、
父が居て母が居て家族が居て
分け合って食べたあの情景
戻っていた
昭和18 年
戦争を挟み考えられない
食の乏しい中で生まれて来た私
今、憲法9 条の見直しが問題化されています
あの当時に触れてた私は
沢山の恵みに出会い
゛生きて居てよかった゛と思いました
確か学び舎で、、、、
゛憲法9 条に付いて書け。。。゛
試験が有りました
当時の私は勉強不足でしっかりとした考えを持っていなかった故に
うろたえた事を覚えています
今にして思えば大切な問題の有る
第九条だったのですね、、、、
陽が緩み脚光を浴びだして来た本棚
里のこの葡萄の枯れ葉に思いが馳せて行きます