金魚cafe

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真夜中のパン屋さん午前0時のレシピ

2013-02-16 23:28:55 | 読んだ本
大沼紀子著 ポプラ社

日本人は米を作って主食としてるけれどパン好きですよね~。

日本独自のあんぱん、クリームパン、カレーパン、焼きそばパンなどなど。

米はあくまで主食でおやつにはならないけれど、パンはおやつでも主食でも食べられますね。

だからパンを通じていろんなドラマがある。

そんな本です。

真夜中だけ営業するパン屋さん、それでもパンの美味しさが口コミで広まって繁盛しているみたいです。

オーナーはパンを作れないけれど人当たりの良い、ふわっとした焼き立てパンのような人。

焼きたてのパンって良い香りがして人の気持ちをなごませるからです。

パン職人はイケメンだけどちょっと口が悪いでもそこも魅力。

そんな2人のお店にわけありの女子高生が飛び込んで来て居候中。

そんなお店だからお客様もちょっと風変わり。

ストーリーの中に出てくるパンの描写がとても美味しそうでして、この前に「しあわせのパン」という映画を観た後パン屋さんに行きたくなったように読んだ後パン屋さんに買いに行きたくなります。

人間お腹いっぱいだとしあわせで、それが美味しいものならなおさらなのです。

オーナーの言葉の「パンは平等なんだ」という言葉がとても心にのこります。

「道端でも公園でもどこでも食べられる。囲むべき食卓が無くても隣に誰がいなくても平気でかじりつける。だからパンは誰にでも平等である」とそうですよね。

お箸も、お皿もなしでそのままパクっと食べられる。

サンドイッチなら前菜の野菜、メインのたんぱく質系(肉、卵、魚系)主食でパンと3種類一度に取れるわけでとても効率良いですよね。

お手軽なものだと思っていましたが、そんなふうに考えるとパンって素敵ですね。

今はまだ寒いですが、春がきて暖かくなったらサンドイッチをもってどこか行きたいですね。