金魚cafe

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決断力

2012-09-20 23:59:17 | 日記
今日前の職場の先輩からお誘いがあったのですが、仕事が休めずに行けなくて残念でした。

前の職場で一番年下だった私はいろいろお世話になりっぱなしでしたが、会社の事情や個人の事情でみんなバラバラになってしまいました。

お互い家の方向も反対なので、なかなか会うことができず年賀状、メールのやり取りぐらいしかできなくなってます。

そして、お互い別の職場でまたそこの方たちと遊びに行ったりするので、ますます遠のいてました。

いつでも都合合わせて有給取りますからなんて言ってたらなかなか会えませんね。

やっぱりこういうときはリーダー格だった先輩が日にちを決めてこの日に集まろう!としないと約束できませんでした。

こういう方がいないと、食事のお店決めるときでも「どこがいい?何が食べたい?」とか聞いてもみんな「どこでもいいよ」というタイプが多いので、1時間ぐらいお店が決まらず、とうとうハンバーガーになっちゃったということがありました。

私もここのお店がいいんじゃないかと思ってもなかなか言えなくて自分の優柔不断さにこれではいけないなあといつも思うのですが、なかなか勇気が出せません。

今度先輩にお会いするときはちょっとは成長したな~と言ってもらえるよう頑張ります。




2014年の大河ドラマ決まったの??

2012-09-19 22:54:58 | ドラマ
今朝のニュースでN〇Kの2014年の大河ドラマで明智光秀をメインにしたドラマという案があるそうです。

明智光秀というと本能寺の変で逆臣と言われておりますが、私は、好きか嫌いかと聞かれましたら、嫌いではないという感じでしょうか。

明智光秀という人は、主を裏切って自分が天下を取ろうとした人ですが、彼自身は義に厚く、勤勉で学問好きで、文武両道の名将。善政を敷き、領国では税を抑え、庶民に慕われていたそうです。

さらに愛妻家としても知られ、妻煕子(ひろこ)のほかに側室をおかず、ただ1人を愛し続けた、戦国時代英雄と言われる人ほどたくさん側室がいたというのに、珍しいひとだったんですね。

なので仕えた人に恵まれなかったなあという気持ちになってしまうのです。

裏切らずに織田信長にそのまま仕えていたら、歴史の教科書に出てくるような有名人にならず、平凡に人生送っていたのではと思ってしまいます。

他の家臣たち、秀吉、前田利家、柴田勝家など目立つ豪傑がそろっていましたから、家臣の中の一人で終わっていたかもしれません。

あ~~でも本能寺の変がなかったら、秀吉が天下統一できなかったのですから、運命ってわからないですね。

あの豪傑たちが信長に反旗を翻さなかったのに、一番しないだろうなあと思われていた光秀が反旗を翻したのですから、ある意味一番豪傑だったのかもしれません。

大河ドラマも歴史上の人物が出尽くした感があります。

なので、今年の平清盛にスポットを当てたのかなあと感じました。

今までなら源氏がメインでしたものね。

来年も新島襄さんの奥さんが主役だし、これからの大河ドラマの傾向として、脇で支えていた人を主役にしたドラマが続きそうですね。


「あなたへ」と「天地明察」(2)

2012-09-18 14:44:43 | 映画
「あなたへ」をみて「天地明察」の時間が来るまで時間つぶしに昼食をしたりして、「天地明察」を観ました。

先週始まったばかりなので、場内はほぼ満員。

さすがにベストセラーを映画化しただけあって皆さんの面白いと期待されてるんですね。

800年続いた暦にズレが生じているので改編せよと大命を受ける将軍家の囲碁指南役でありながら、和算と星が好きと言う安井算哲。

主役の安井算哲役の岡田准一さんは穏やかで誰からも好かれる好青年を演じてピッタリ役にハマってました。

安井算哲を囲む他の出演者も豪華で配役がこれもピタッとハマっておりました。

良いなあと思ったのは和算の天才関孝和役の市川猿之助さん、和算の探求以外は無頓着な天才肌の学者を好演されてました。

また暦を作るために北極星を日本全国測量に同行する学者建部源内、伊藤重孝役の笹野高史さん、岸部一徳さん、いいお年なのに学問に対する情熱が子供のように無邪気なところを好演されてました。測量のためにと歩く歩数を計測するところがコミカルで面白かったです。

TVのドラマでおなじみの黄門様になる前の光圀公、算哲の新しい暦を作るサポート兼スポンサー役を中井貴一さん、光圀公が日本で初めてラーメンを食べた人と表現するような食事シーンも見ごたえあります。

計測するのに、機械もなにも使わず、すべて人力で行い、今と違わないくらい正確に測量する、なにより地球が球体であり、太陽は回ってるのでなく、地球は自分で回ってるということをすんなり受け入れる柔軟さがスゴイと思いました。

いろんな人たちの協力で新しい暦が出来上がりますが、それを採用するのは帝がお認めにならなければならず、非常に苦労します。

今普通に今日は大安、仏滅、いつ日食が起こるなんてどこにでもかいてますが、暦は一部のお公家さんたちのドル箱であったので、大反対されます。

そして、暴力で阻止しにきたりして、命まで脅かされます。

暦ぐらいでと思いましたが、それぐらい大事なものだったのですね。

このへんは原作と少し違いますが、映画としてはヤマ場が欲しかったのであえて変えてしまったようです。

一度自分の作った暦が誤りがありで挫折しかけますが、周りの励まし、協力でまた今度こそと新しい暦を完成させます。

ここでまた邪魔をするのがお公家さん、算哲は大勝負に打って出ます。

まあ結果は今に至るわけでこれは、お武家、町人、お公家さんと江戸に暮らしている階級がほぼ登場して各々の立場で動くわけです。

そんな中何にも属さず、ただ正しい暦を、大好きな天空を腕に抱こうとする安井算哲をいう人を描いた爽快なお話です。

これを観て思ったのは今のように夜でも明るくないお江戸の夜空はお星さまがすごく綺麗に見えたのだろうなということです。

この映画は海外に持っていったら非常にうけるのではないかと思います。

海外の人が思っているサムライとは違うサムライを観て欲しいです。


「あなたへ」と「天地明察」

2012-09-17 22:16:28 | 映画
地元の映画館がレディスデーで1000円で観れたので、今日は休みだし2本観ちゃえ~と朝イチから出かけました。

今日は、連休、そしてレディスデー、「踊る大捜査線」、「バイオハザード」、「あなたへ」、「天地明察」などそろっているため大行列でした。

それでも上手く時間調整しながら、「あなたへ」、「天地明察」と観てきました。

まず、「あなたへ」これは富山の刑務所の刑務官だった高倉健さんが、奥さん役の田中裕子さんに先に死なれて奥さんからの遺言を受け取ることからスタートします。

富山の美しい風景と合わない感じで刑務所があるのですが、そこで定年まで勤めて、奥さんと手製のキャンピングカーで旅行するのが楽しみだったのに、それも果たせず、そこへ奥さんからの遺言が届きます。

遺言書はなぜか2通。

1通は直接渡されますが、もう1通は故郷の長崎の平戸で受け取ってくれと、そして故郷の海に遺骨を撒いてくれと書いてありました。

奥さんの遺言通り、富山から長崎までのキャンピングカーでの旅が始まります。

この映画はセリフが少なかったのですが、日本の美しい風景と健さんとでもう絵になっているのです。

余計なものはいらない、ただただ健さんっていいなあ~~絵になるなあ~という映画でした。

旅の途中で、ビートたけしさんと一緒になり2人で語るしーんもそれこそそこだけ切り取っても絵になるのです。

たけしさんは、国語教師を定年になってやはりキャンピングカーで旅をしてるのですが、「旅と放浪の違いがわかりますか?」と健さんい問いかけます。

健さんは答えられない。

たけしさん「目的があるのが旅で、気の向くまま歩くのが放浪です。」と答えます。

「芭蕉のは旅、山頭火のは放浪です。」とこのシーン良かったです。

次の旅で、草くんと、佐藤浩市さんに出会います。

草君は健さんの映画に出るってことですごく気合の入った芝居してました。

佐藤浩市さんはちょっとわけありそうな男性の役で、健さんの旅に重要な役どころでした。

そして長崎について遺骨を海に撒くのに船に乗せてくれるのが大滝秀治さん。

港の食堂の女主人、余貴美子さん、その娘綾瀬はるかさん。

言葉の少ない映画でしたが、そのぽつぽつとしゃべるセリフが皆意味があって、言葉のキャッチボールやるのもいいけどこういう静かな映画も良いなあと思いました。

和田山の天空に浮かぶような野外ステージで歌う田中裕子さん、大阪の道具屋筋を歩く健さん素敵な映像ばかりでした。

「あなたへ」が終わって次が「天地明察」です。

これもうまく書けるかどうかわかりませんが、明日に続きます。


プラチナタウン

2012-09-16 22:04:12 | 読んだ本
作者楡周平、祥伝社

いまWOWOWで放送されてるドラマの原作です。

残念ながら我が家は契約してないため、観れません。

早くDVD化されることを願っております。

原作は大手商社のエリート社員で、定年をあと5年にひかえた山崎鉄郎。

このまま順調にいけば、かなりの所まで出世して定年を迎えられるという順調な生活を送っていましたが、つまらぬミスで、上司の怒りを買い、子会社に社長として出向となりました。

そんなところへ故郷の同級せいで現在町役場につとめている、クマケンこと熊沢健二から田舎に戻って町長をやってくれと頼まれます。

過疎の進んだ故郷は、これと言った産業もなく、再生赤字で近隣の市町村の合併にもいれてもらえず150億の借金抱え破産寸前だと聞かされます。

役人だけではらちがあかないので、商社でバリバリやってきた腕を生かして街を立て直してくれと懇願されます。

子会社の社長になって自分の勤めてた会社の人間に頭ペコペコ下げるくらいなら、街を建てなおして見返してやる~~と、町長になることを承諾します。

いざなってみると町は無駄に箱ものだらけ、建ててもその後維持して行かなくちゃいけないってことかんがえてなかったので、維持費だけで財政パンク寸前です。

これと言った産業もなく、いいと言えば豊かな自然、新鮮な野菜や魚介類が安い値段で食べられること、物価が東京で暮らすこと考えると安いことでした。

この無駄に作った箱もの、地元の豊かな自然を生かし、町全体を老後を安心して過ごせる町にして、他府県から来てもらおう、その老人の介護をするのに人の雇用が増える、人が増えれば町にお金が落ちると考え提案します。

現実でもそうですが、新しいことを試みようをすると旧体制の人たちが足を引っ張るわけです。

ここでも町会議員のボス的な人がいろいろ自分の利益になるようちょっかい出してくるのですが、こういうひといるんですよね~。

市民の我々からしてみると、この人たち自分のことしか考えてないじゃないの、なんでこんな人が偉そうに先生って呼ばれてふんぞり帰ってるのかな~って思います。

そういう人たちをコミカルに描いているので面白いって笑える話でしたが、現実民間から行政やってる人たちは苦労してますね。

悲惨な町の状況を明るく書いてるのでそんなに重い感じはしませんでしたが、いつ自分の住んでる町が財政再建団体になるかもという危機感はもってしまいますね。

なんだか町に立派なホールや体育館ができたっていわれても喜べなくなりました。