一人暮らしの老女の家に
下宿していたドイツで
ときどき甥や姪などが
ふっと集まって食事を
共にしていました。
ヨーロッパではよく見かける
風景かもしれません。
日本ではほとんど
経験ありません。
日本の家族関係は
とてもとても稀薄な
気がします。
家族制度があんなに強かった
日本と
そんなものが(たぶん日本ほどでは)なかった
ヨーロッパとの違いは
結果として逆に
薄い家族関係を作った
のでしょうか。
甥や姪なんて
二、三人のほかは
どこにいるかも知りません・・・
孤老は孤独死していきます
あわれとも言えるけれど
案外そうでもないかも。
日本では
孤老は孤独死を
受け入れるほかないのです。
ときどき身内が集まって食事なんて
私の家に来られたら
そして私がもてなすのだとしたら
とてもじゃないけど
迷惑だな。
ときどき来て
料理と掃除をしてくれるなら
そしてその後での食事会なら
ありがたいけどね。
というわけで
ドイツで見たような
食卓風景は
日本では異文化なのでしょう
か?