知り合いの女性
70歳をすぎたところです
パーキンソン病のごく初期
少しだけ表情が硬くなって
いて
歩くのもちょっと辛そう
だけれどそんなことより
「辛いわ」と
つぷやく姿こそが
私の胸を打つのです
あの病いは意識は最後まで
明瞭なのに
見た姿がそうではない
ところに悲劇があると
聞きました。
そして必ず
介護するだれかがいなくては
生きていけません。
献身的な夫か妻か
娘か息子か
そんな人がだれもいないときは
だれが介護するのでしょう。
他人ごとではない
私自身にもいつかは
ふりかかる
お迎えです。
そんなお迎えがきたら
「あら、こんにちは!」と
笑えるといいなあ・・・