Aくんは進学校の優等生でした
親戚のなかでも有名で・・・
Bくんは「落ちこぼれ」でした。
そして現在
Aくんはたいした職にもつかず
親から小遣いもらうような
生活をしている50歳
Bくんは世界を飛び回る
会社を立ち上げて
親に仕送りをしています。
姉妹四人全員東大卒という
Cさんは
70歳になっても
「うちは姉妹がみな東大卒なの」
と触れまわっている
普通の主婦です。
こうして人生を重ねてみると
進学校を出たとか
成績優秀とかが
世間に出ると
いかに虚しいものか
わかります。
成績のことで
わが子に一喜一憂して
いるのはいいけれど
あんまり深く覗き込みすぎて
いると
そこでつまずいてしまい
ます・・・
世間には
高校卒で社会に
有意義な人はいっぱいいて
進学校で威張ってた人たちが
社会の厄介者という
ことも稀ではない
ので
親御さんたちよ
わが子のことは
遠くから見守りましょう
親という字を見てください
木の上に立って見ている
だけなんですよ
船出にはあなたは
ついていけない
のですよ。
涙ながらにハンカチ振って
見送りましょう。