息子は塾には行っていない。しかし、自主的に勉強するには弱さがある。勉強しているかと思えば「信長」を読んでいる。戦国時代だけには異様に詳しい。そんなことが気になって、今年は受験もあるし塾にでも行けば勉強する気になるだろうと画策している。そんななか、知り合いの先生が学校を辞めて塾を開いている。通うには遠いので無理ではあるが、指導だけでもしてもらおうと、母は相談に行った。そしたら今までの縁もあるからといって、家庭教師に行ってあげるという。そうはいっても銭もないことだし、遠慮した。次の週に再び母は足を運んでペーパーをもらいに行った。少し遠いが夏休みだけでもそこまで通うことを検討している。塾に行くのは気に乗らないという息子ではあるが、ちょっと遠いし、今までにない方向へ通う生活だから、少しはその気になれるかもしれない。昨日も勉強部屋にこもっているから勉強をしているかと思えば、何もやっていない。要領の悪さは天性のものだ。好きなことをしたいのなら先に課題を済ませればよいのに、それをしないから母親にしかられて、好きなことが何もできず、さらには翌日まで尾を引く。父もそんな空間にいて気分はよくない。
ところで、その塾の名前は「亀」という。義弟に話した母は「遅そうだね」と義弟に言われた。でもよーく考えてみれば、奥は深いし、息子には合っている。何故って、ウサギとカメの話である。母は父に「何でだかわかる?」という。わたしは「油断していると抜かれちゃうから」というと「ブー」である。何でと問うと、ウサギは相手しか見ていなかった、でも亀はゴールを見ていた。だから目標まで達した亀がしっかりと勝利をつかんだわけだ。もちろん油断することも良くない。しかし、しっかりとした目標を置くことが、人に左右されずに自分をつかむ一番の方策だと気がつくのだ。それを教えているのが「ウサギとカメ」なのだ。あらためて、そんな昔話が奥深いと気がつくわけだ。
人に勝つのではなく、自分の目標に達することを考える。だからこそ人に惑わされない。母は義弟と「そういえば昔話ってどれも歌になっているよね」と話し、義弟のまだ小さな息子たちが口ずさむ歌が、意図もないようで実は物事を示唆しているようで、納得の世界に入ってきた、そういうのだ。「なるほど」、とうなづくだけの自分は、浅はかであった。
もしもし かめよ かめさんよ せかいのうちに おまえほど あゆみの のろい ものはない どうして そんなに のろいのか
歌詞を読んでみると、そんな奥深さはうかがえない。まったくカメを馬鹿にしている。「ウサギとカメ」で検索してみると、意外にもたくさんのものが登場する。やはり、それらの多くは「自信過剰で思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道に反れず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな効果を得ることができる。」(『ウィキペディア(Wikipedia)』)という捉えかたが多い。「歩みの遅いものは誰かがミスしなければ勝つことはできない」なんて捉えかたもあるが、たがが昔話、されど昔話、てな具合に幅が広い世界だ。
ところで、その塾の名前は「亀」という。義弟に話した母は「遅そうだね」と義弟に言われた。でもよーく考えてみれば、奥は深いし、息子には合っている。何故って、ウサギとカメの話である。母は父に「何でだかわかる?」という。わたしは「油断していると抜かれちゃうから」というと「ブー」である。何でと問うと、ウサギは相手しか見ていなかった、でも亀はゴールを見ていた。だから目標まで達した亀がしっかりと勝利をつかんだわけだ。もちろん油断することも良くない。しかし、しっかりとした目標を置くことが、人に左右されずに自分をつかむ一番の方策だと気がつくのだ。それを教えているのが「ウサギとカメ」なのだ。あらためて、そんな昔話が奥深いと気がつくわけだ。
人に勝つのではなく、自分の目標に達することを考える。だからこそ人に惑わされない。母は義弟と「そういえば昔話ってどれも歌になっているよね」と話し、義弟のまだ小さな息子たちが口ずさむ歌が、意図もないようで実は物事を示唆しているようで、納得の世界に入ってきた、そういうのだ。「なるほど」、とうなづくだけの自分は、浅はかであった。
もしもし かめよ かめさんよ せかいのうちに おまえほど あゆみの のろい ものはない どうして そんなに のろいのか
歌詞を読んでみると、そんな奥深さはうかがえない。まったくカメを馬鹿にしている。「ウサギとカメ」で検索してみると、意外にもたくさんのものが登場する。やはり、それらの多くは「自信過剰で思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道に反れず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな効果を得ることができる。」(『ウィキペディア(Wikipedia)』)という捉えかたが多い。「歩みの遅いものは誰かがミスしなければ勝つことはできない」なんて捉えかたもあるが、たがが昔話、されど昔話、てな具合に幅が広い世界だ。
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