初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

トリリス ジャポニカ   呼ばれても聞こえなかった声  福島県会津中川

2018-05-29 00:40:02 | 東へ北へ

うつくしい福島県。

 

帰路は、新潟県との県境を南下。

真っ直ぐ行けばふるさとに。

遠い日、オートバイで峠、山道をツーリングして帰郷。

大気とヒカリとオートバイだけを感じてほとんどノンストップ。

1982年製初代HONDA VT250FCで。今も現役。

楽しかったなぁ。

マニュアルでない四輪。楽しいけど物足りない・・。

 

でも、

見えていても観えなかったスガタ。

呼ばれても速すぎて聞こえなかった声。

ゆっくりだと、

うつくしい植物たちと出逢えるように。

 

(Torilis japonica)セリ科ヤブジラミ属。

日本、ユーラシアに分布。

学名 トリリス ジャポニカ。

標準悪名 藪 虱(ヤブジラミ)。

果実の、鉤状の刺毛が衣服につきやすいことを

血液や体液を吸う寄生生物、シラミに例えた。

醜い名前。センスのかけらもない。

花期、5~7月。

草丈、30~70cmに。

 

2018/5/17 撮影。


タチツボスミレとツボスミレ   さよなら、またね   五色沼 福島県北塩原村 磐梯朝日国立公園

2018-05-28 00:42:01 | 東へ北へ

ふたたびの五色沼(ごしきぬま)。

圧倒されるオーラに包まれた

ふしぎうつくしい空間。

 

さよなら、またね。

 

タチツボスミレ

(立坪菫)スミレ科スミレ属。

分布、日本、東アジア。

花期は4〜5月。

名の由来、坪は庭を指す。

 

ツボスミレ

(坪菫)スミレ科スミレ属。

日本、東アジアに分布。

花期、4~5月。花弁、1cmくらい。

丈5~20cmくらい。

名の由来、坪は庭を指す。

 

 

 

 

 

 

フデリンドウ(筆竜胆)リンドウ科リンドウ属。

サワオグルマ(沢小車)キク科オカオグルマ属。

モミジイチゴ(紅葉苺)バラ科キイチゴ属。

オオツリバナ(大吊花)ニシキギ科・ニシキギ属。

会津磐梯山(あいずばんだいさん)。

ミツバアケビ(三葉通草)アケビ科アケビ属。

ウリハダカエデ(瓜膚楓)ムクロジ科カエデ属。

ヤドリギ(寄生木)ヤドリギ科ヤドリギ属。

ジャクゼツソウ(雀舌草)ナデシコ科ハコベ属。

クルマバソウ(車葉草)アカネ科 クルマバソウ属。

ショカ(初夏)ヒト科ミンハナ属。

2018/5/16 撮影。

 

アーカイブ。2017/9/5。

 

ミゾソバ(溝蕎麦)タデ科イヌタデ属。


ジャクゼツソウとクルマバソウ  うつくしいなまえ  五色沼 福島県北塩原村 磐梯朝日国立公園

2018-05-27 01:01:37 | 東へ北へ

ふたたびの五色沼(ごしきぬま)。

圧倒されるオーラに包まれた

ふしぎうつくしい空間。

 

うつくしい五色沼にふさわしい、

うつくしいなまえ。

 

ジャクゼツソウ

(雀舌草)ナデシコ科ハコベ属。原産地:日本。

標準悪名 ノミノフスマ(蚤の衾)。

人間の血を飲むことから「飲む」の訛りでノミと呼ばれる。

シラミとともに、代表的な外部寄生昆虫。

衾(ふすま)は寝具、小さな葉を蚤の寝具にたとえ。

別名:雀舌草は、ちいさな花びらをスズメの舌に例えている。

また、原料が雀の舌のように小さな若芽を使用している

上質な中国茶を雀舌とも。

うつくしいことば。

 

 

クルマバソウ

(車葉草)アカネ科 クルマバソウ属。

ヤエムグラ属に統合が検討されるほど似ている。

原産: ヨ-ロッパ 東アジア。

北海道、本州に分布。山地の森林に。

花径、3~5mmくらい。

花期、5~7月。

草丈、20-40cmくらい。  

ヨーロッパでは、香料や薬用として利用。

名の由来、葉が車輪のようで。

 

 

 

2018/5/16 撮影。


ウリハダカエデ   ウグイスがずっと歌っていた   五色沼 福島県北塩原村 磐梯朝日国立公園

2018-05-26 00:41:00 | 東へ北へ

ふたたびの五色沼(ごしきぬま)。

圧倒されるオーラに包まれた

ふしぎうつくしい空間。

 

ウグイスが、散策のあいだ、ずっと歌っていた。

すべてのことに意味があるよ、と。

 

(瓜膚楓)ムクロジ科カエデ属。

日本原産。

山間の谷間、斜面に。

花期、5月ころ。雌雄異株。

花序、長さ5〜10cmくらい。

樹高、10~20mくらいに。

名の由来、樹皮の色やようすが瓜のようで。

 

トップは雄花。

 

ヤドリギ

 

高いトコから、呼ばれた。

 

(寄生木)ヤドリギ科ヤドリギ属。

日本、東アジアに分布。

花期、2~3月。

雌雄異株。

落葉樹に寄生し、幹から養分を吸い取る。

 

 

 

 

2018/5/16 撮影。


ミツバアケビ    ふしぎうつくしい豊かな高原   五色沼 福島県北塩原村 磐梯朝日国立公園

2018-05-25 00:27:30 | 東へ北へ

ふたたびの五色沼(ごしきぬま)。

圧倒されるオーラに包まれた

ふしぎうつくしい空間。

 

これまでに遭遇したことがない、

膨大なミツバアケビ。

なんて豊かな高原なんでしょう。

 

標高は750~850m、アケビは観られなかった。

 

(三葉通草)アケビ科アケビ属。

日本原産。小葉が3枚。

雌雄同株で雌雄異花。

花期、4~5月。

果実は、10cmくらい、9~10月に熟す。

ふるさと新潟では、新芽を「木の芽」と呼び山菜として食べる。

名の由来、果実が開く、開け実からとの説。

木通は漢名。中空の茎に空気が通じるという説。

おおよその分布の様子、平地にアケビ、

標高上がると三つ葉アケビ。

 

2018/5/16 撮影。

 

平地、5/2。

 

花は4月初めに咲く。