早春は開くこと、
春は降りてくること、
初夏は降りそそぐこと、
コゴメホシノヒトミは、ぼうしをとってそこにおくように散ること。
風とあそびながらころがって、
ゆっくりと地上におりて、
ゆっくりと土にかえること。
植物たちへの感謝は、
できるだけうつくしいことばですること。
君のこと、ずっと大好きなこと。
覚めることのない、
ずっと胸の奥であたたかい、
魔法のことば。
ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。
学名:(Veronica cymbalaria)、ヨーロッパ原産。
花期は2~4月。草丈、20cmくらいに。
花径は、5mmくらい。ホシノヒトミより少しちいさい。
1961年東京・小石川植物園に渡来。逸出し野生化。
残念ながらホシノヒトミのようなうつくしい別名はないようです。
コゴメホシノヒトミだったらいいですね。
標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。
アーカイブ。
11月下旬。 気づくとこのようす。これからが長い。
2月中旬。ホソナガカンバス花壇・自宅にフラサバソウと。
2月下旬。
3月中旬。
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。
標準和名に、役に立たないことを、
犬に例えるセンスのなさがここでも使われてる。
ホシノヒトミ(星の瞳)
標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。
花径、1cm前後。
ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)
ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、
ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。
標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。
犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。
コレハニホンゴデスカ?
フラサバソウ
オオバコ科クワガタソウ属。
ヨーロッパ原産。
明治初期に長崎県で初めて確認。
草丈10~30cmほどの越年草。
花径、3~4mm。花期は4~5月。