テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 

空海  


空海の風景〈上〉

中央公論社

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昨日、フレンズオブテルミンの会報最新号のロシア演奏旅行記を読んでいて、ふと思った。
竹内正実氏と空海の類似点。(特定の宗教や思想信条には関係なし)

旅行参加者の一人である佐々木氏による記述のなかに、「・・・竹内さんの蒔いたテルミンの種が(日本で)育ってきて花を咲かせようとしている・・」という部分《( )内はこちろう注》があった。宗教の教えと、音楽という対象の違いはあるのだが、、

何が似ていると思うのか・・・
・ とにかく思い立ったら、ガムシャラに本場に行こうと努力して、行ってしまったこと。
・ 行ってからも、数々の出会いに恵まれつつ本筋の技と心を伝授された(というより自ら求め、身につけた)こと
・ 日本に帰って演奏のみならず普及活動に成果をあげていること(本場より知名度・普及度が高い)
・ マルチタレントであること(演奏家、研究家、指導者、実業家・・・楽器の開発製造)

特に、思想家・宗教家であった空海が全国各地で土木作業を指導していたり、その書が著名であったりするところが私にそのような連想をさせたのである。


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