テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



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・使用感、演奏してみた感じ
楽器の前に立つと、イーサウェーブテルミンに比べてサイズが一回り大きい感覚。t-VOXのあとにEtherwaveに戻すと、急におもちゃになったよう。
出力レベル調整が手元でできるのは結構便利。またミュートスイッチも重宝する。

音色は高音が気持ちいい。一方低音は少しスカスカした感じがして、Etherwaveのほうがしっかりとして存在感がある。音色への印象はたぶんに慣れの影響が大きいと思った。慣れは飽きにも通じ、同じ音色を続けて聞いていると、違う音色の方を好ましく感じたりするようだ。となりの芝生である。この点、スイッチ一つで複数の音色を瞬時に切りかえられるEtherwave Proはやっぱりいいな。

ボリュームコントロールが効くのは、やはりアンテナに近いところのみで、左手を高く上げた位置での音量変化は微小である。某氏に言わせると、この1点で「この楽器は使えない」との評価になる。t-VOXで微妙な音量コントロールをしているリディアさんにあらためて感心する。

ついでに本体上部左側のボタン類は左がボリュームのセット、右が音の入、切で(パワーオンオフは本体後方のスイッチ)、さらに左側面にタッチセンサーがあって、これに触れるとミュートされる。ボタンの上にはそれぞれLEDのインジケーターがあって、面白いのは音量(出力レベル)を上げていくとLEDが青から赤に徐々に変化していることである。
ヘッドホン端子(ミニジャック)は前面左端についている。

高音部が続く曲を弾くときに、Etherwaveと持ち替えて(持たないけど)本番で演奏してみたい。

(「本稿で2月から5ヶ月がかりとなってしまったt-Voxのインプレッション完了」)


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