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VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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海犬と山女

2008-04-20 | Weblog
井上靖の小説「氷壁」を読んで、
穂高へ行くようになったのは10年以上前のことだ。

新田次郎の小説「孤高の人」加藤文太郎は、実在の人物でありながら、
そのドラマティックな人生が伝説的であり、
その加藤が消息を断ったのもまた、冬の穂高・北鎌尾根である。

そんな小説を読んで山へ行くと自分もとてもドラマチックな気分になったものだ。
今ではそんな感情移入もなく、
ただ単に「おの上は気持ちいい~~」というだけで登っている。
やっと少し、山の良さというものが、
自然に身についたのだろうか?

然るに、我愛犬は絶対「派」。
つんは海に行くと本当に嬉しそうだ。
ワタシの場合と違って、
当たり前のことかもしれないが、
最初から本能的に「派」なのだ。

股関節に問題ありで、
ダイエット必須のつんには、
水泳が何よりの運動だという点ではとても合っている。

水猟犬のラブラドールでさえ、水はあまり好きではないというワンコもいるが、
つんの場合は、ラブラドールとしての血統はここに集中してでもいるかのように、
海に出ると、
まさに「水を得たラブ」となるのである。

その他の特性、レトリーブという点では、
水中以外はまったく発揮してくれないラブラドールレトリーバーであるが・・・。

子供の頃は大好きだった海水浴も、
大人になると、
 潮風がベタベタするのが嫌だ、とか、
 耳に砂が入るから嫌だ、とか、
 水着に着替えるのが面倒くさい、とか、
様々な理由をつけて海へは行かなくなっていた。

そんなワタシを海へ毎週誘う犬。
波音は心地良いヒーリング。
そしてなにより、つんの嬉しそうな表情は癒しの効果絶大である。
毎週山へは行けない代わりに、
つんとの海散歩で心の栄養分が補われているようだ。

芝生広場では、いつも「休め」のつん。
つん:ラブちんもうちに付き合ってんのん?


相棒・ラブちん、エンジン全開


一気に砂の丘を駆け下りられないつん。
つん:うち、高所恐怖症やねん


つん:うひゃ~~、楽しいやんラブちん


<海の様子・撮影4/12>

追記:
もちろん今日も海へ行ってきた。
肌寒い中、やっぱり海に入ったつん。
夕方は最近お気に入りのコースを散歩。
スプラッシードッグに立ち寄り、帰りがけ、
お店のわんこ、大ちゃんとカブちゃんをお散歩中のマスターに行き会った。
ハチ君と兄弟犬のノエルのことを話すと、
「ハチは元気でまだ競技やっているから、ノエルもがんばって」と
伝えてほしいと言っていた。
そう、ノエル、ハチと兄弟なんだから、パワーがあるはずだよ





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つっきーの木