今年また・・・

ソメイヨシノはやはり桜の中でもダントツの地位にある。
そのカリスマ的表現力は他の桜の追随を許さないのではないだろうか。
圧倒的な美しさだ。

そんなソメイヨシノが散った後に咲くのが八重桜である。
まるで自分の出番を知っているかのように、
時期をずらして咲いている。

つんのナイトウォークでよく行く公園の途中に、
この八重桜の木が２本、歩道を覆うように枝を出している。

毎年、ソメイヨシノが見事に散った後、
「まだ、八重がある。」と、楽しませてくれるので、
ここのコースに頻繁に出向く。

つんはニオイ嗅ぎに忙しく、
頭上を見上げることなんてないのだが、
２人でこの木の下に立つと、
人通りもなくなった住宅街で、「２人観桜の夜会」といった感じである。

　つんつく俳句　
今年また
つんと夜道の
観桜

まるで、拡大版綿の木のように、
夜の闇に白く浮かび上がる八重桜の花。


つん；なんで停まってんのん


つん：よりやろ、やっぱり


また来年も一緒に見ようね、つん
今夜の丸いは卵の黄味色。
美しいというより、おいしそうな月だった。
と、どちらもには興味ナシってか？