未曾有の大災害である大地震から一夜が明けた。
事態の容易ならざるをニュース映像で思い知らされる。
昨夜、帰宅難民となった私は明け方4時過ぎまで会社で動けなかった。
電車の復旧を待って動くことにしたため、
帰宅できたのは8時前だった。
一晩、つんちゃは母と頑張った。
地震発生時は母は外出していて、
ひとり家にいたので、恐怖は尋常でなかったと思う。
一晩中続いた大きな余震に、その度、声を上げ、
うろうろと動き回りじっとしていられなかったらしい。
いつも私と寝ている布団を敷いて、
抱え込むように母がどんなになだめても、
恐怖がよみがえるのだろう。
結局、帰宅が朝になってしまったワタシの姿を見ると
飛ぶように駆け寄って来て、恐怖を訴えるように吠えたてた。
言葉で理解させることができないもどかしさを改めて感じる。
すぐに散歩に出かけ、近所のわんこ友達と会って、
やっと安心できたのか、
帰って食事をしたら、あとはヘソ天でぐっすり寝た。
ワタシもつんのそばで、徹夜の疲労のために眠り込んだ。
自分が今まで体験したことのない地震にどんな有効な手段が取れただろう。
ただただうろたえるばかりだ。
それでも、まだ被害はなく、家族も友達も無事でいられたことに感謝の気持ちが湧く。
被災地のすざまじい光景を目にすると言葉を失う。
どんな言葉も被災者には届かないような気がする。
被災地に住む家族と離れて暮らす人たちの思いはいかばかりか。
どんな慰めも励ましも、虚しいばかりなのだ。
こう言ってしまうこと自体、自分の身にかかった悲惨ではないから言えるのだと
思えてしまう。
それでも夜は明けるのだ。
やっと帰り着いた我が家で、つんちゃの姿を見られたとき、
ほっとした。
つんちゃは嬉しそうだった。。。
昨日はなんでもない朝だったのだ。
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平和で平凡で。
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楽しそうだった。
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一夜明けて、日本中が沈痛な思いに包まれた。
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本当なら、いつもの張れた早春の週末だったのだ。
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平凡な日常がどれほど有難いかを思い知らされる。
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友達と会える。
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友達と遊ぶ。
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いっぱい遊ぶ。
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おやつをもらう。
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ただそれだけで幸せなのだ。
ということを教えるために、運命はあんな悲惨を見せるのだろうか・・・。
母ひとりがすべてを持ち出せるとは思えない量の防災用品。
ほとんどはつんちゃのためのものだった・・・。
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事態の容易ならざるをニュース映像で思い知らされる。
昨夜、帰宅難民となった私は明け方4時過ぎまで会社で動けなかった。
電車の復旧を待って動くことにしたため、
帰宅できたのは8時前だった。
一晩、つんちゃは母と頑張った。
地震発生時は母は外出していて、
ひとり家にいたので、恐怖は尋常でなかったと思う。
一晩中続いた大きな余震に、その度、声を上げ、
うろうろと動き回りじっとしていられなかったらしい。
いつも私と寝ている布団を敷いて、
抱え込むように母がどんなになだめても、
恐怖がよみがえるのだろう。
結局、帰宅が朝になってしまったワタシの姿を見ると
飛ぶように駆け寄って来て、恐怖を訴えるように吠えたてた。
言葉で理解させることができないもどかしさを改めて感じる。
すぐに散歩に出かけ、近所のわんこ友達と会って、
やっと安心できたのか、
帰って食事をしたら、あとはヘソ天でぐっすり寝た。
ワタシもつんのそばで、徹夜の疲労のために眠り込んだ。
自分が今まで体験したことのない地震にどんな有効な手段が取れただろう。
ただただうろたえるばかりだ。
それでも、まだ被害はなく、家族も友達も無事でいられたことに感謝の気持ちが湧く。
被災地のすざまじい光景を目にすると言葉を失う。
どんな言葉も被災者には届かないような気がする。
被災地に住む家族と離れて暮らす人たちの思いはいかばかりか。
どんな慰めも励ましも、虚しいばかりなのだ。
こう言ってしまうこと自体、自分の身にかかった悲惨ではないから言えるのだと
思えてしまう。
それでも夜は明けるのだ。
やっと帰り着いた我が家で、つんちゃの姿を見られたとき、
ほっとした。
つんちゃは嬉しそうだった。。。
昨日はなんでもない朝だったのだ。
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平和で平凡で。
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楽しそうだった。
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一夜明けて、日本中が沈痛な思いに包まれた。
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本当なら、いつもの張れた早春の週末だったのだ。
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平凡な日常がどれほど有難いかを思い知らされる。
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友達と会える。
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友達と遊ぶ。
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いっぱい遊ぶ。
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おやつをもらう。
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ただそれだけで幸せなのだ。
ということを教えるために、運命はあんな悲惨を見せるのだろうか・・・。
母ひとりがすべてを持ち出せるとは思えない量の防災用品。
ほとんどはつんちゃのためのものだった・・・。
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