VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

初夏へ

2016-04-26 | 月世界
今日は汗ばむくらいの気温となった。
つんちゃを失った寒い日から、季節は勝手に進んでいるんだね。。。

昨夜はご近所ワン友に行き会って、
つんちゃが旅立ったことを告げた。
もう2回目の月命日も過ぎているのにね。
「つっきー元気?」と聞かれるまで、
どうしても言い出せなかったことを詫びた。

涙はやっぱり出てくる。
ラクままは優しい目を向けじっと聞いていてくれた。
「寂しいね。」
「犬に関心を示さないラクだけど、つっきーは大好きだったんだよ。」

封を切ってしまっていたものは差し上げるのもどうかと手元に置いていたオヤツ。
でも、つんちゃが食べてかけていたものをどうしても捨てられずにいた。
ラクままは快くもらってくれた。
つんちゃのワン友たちが食べてくれるなら、それがいい。

帰宅時、つんちゃとのナイトウォークで歩いた公園に寄ってみたら
桜は地面の花びらさえきれいに姿を消し、枝には新緑の葉が茂っていた。
季節は夏へ向かっている。

夜気にあたっても寒さを感じない公園の角、
つんちゃとよく歩いたあの当時と同じ場所に野良猫たちは集っていた。
でも彼らだって、おそらく何代かの代替わりをしているのだろう。
野良猫の寿命は家猫に比べればはるかに短い。
何事もないような佇まいの猫たちにも、時の移ろいがあることを思った。


いつものようにトンポッチおばちゃんがつんちゃに買ってきてくれたオヤツ。
「あんまりいっぺんにあげると怒られるから少しにしておこうね。」
と、おばちゃんが封を切ったものと、封を切らないままのものもあった。


砂肝とジャーキーも


リンゴも


しまあじも、


全部食べ切らずに行っちゃった・・・。

一番好きだった「ターキーコンボ」は、旅立ちの時にたくさん持たせた。
でも、代役だったこのオヤツは置いてけぼりになってしまっていた。


今夜はつんちゃに「豆ごはん」をご用意した。
毎年、この季節に親戚が送ってくれる豆は、
うすいえんどうという品種で、グリンピースより柔らかくておいしいのだ。
大阪人にとって旬の、当たり前の食材で
豆ごはんと卵とじは家庭の定番メニュー。
群馬生まれの千葉育ちで大阪弁を操るつんちゃにもよく初物として食べさせた。


つんちゃと夜桜見物で見ていた桜の葉っぱと、
その帰り道になぜかバカ受けだった葉っぱ、つんちゃが夢中になって食していた葉っぱ。




コメント
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つっきーの木