世界一の犬

マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと　の試写会に行って来た。
本を読んでから時間が経っているものの、
あの爆笑エピソードの数々はまだ記憶に鮮明だ。
映画ではそれらをうまくまとめていたが、
たくさんある名場面の中で、
一番印象的なマイアミビーチでの事件は、
すでに本の中でも映像的な表現で噴出してしまった箇所だ。

ビーチで犬連れのマナーをしきるオッサンから、
「指導」を受けるグローガン氏だが、
中年期に差し掛かった自分とマーリーを重ね、
若い頃の活力をもう一度甦らせたくて、「掟」を破ってみるのだ。
それはビーチでの厳禁行為＝オフリード。
のびのびとしたマーリーの幸せそうな様子。
他の飼い主たちもつられて犬たちを放つ。
画面いっぱいにビーチを自由に走り回る犬たちの姿を見ると
思わず顔がほころんでしまった。
あちらでも、こちらでも「犬立入禁止」「繋げ」と行動を制限され、
走り回ったり、吠えたりすることは許されない人間社会の中で、
優等生を演じていなければならない犬たちが、
嬉しそうにビーチを走り回る姿を見れば、
飼い主としては解き放ってやりたくなるのが心情だろう。
自分が歩行者天国を歩く時の気分を思い出せば、
犬たちの気持ちが理解できる。

マーリーが年老いて、病に倒れた時、グローガン氏は獣医に言う。
「マーリーは普通の犬じゃないんです。
　だから、普通の犬の基準では計れない。」
生還率１０％の状態から戻って来たマーリー。
マーリーを育てたグローガン一家も、「普通じゃない」と思う。
あの素材をそのまま保つことができたのだから・・・。

あまりの暴走ぶりに「農園への追放」の危機はあったが、
乗り越えられたのは、やはりマーリーの存在感であろう。
いつの間にか「ただの犬」ではなく、
家族の中になくてはならない存在となっている犬。
幸せの絶頂にいる時も、絶望的に悲しい時も、
苛立ち、迷って、不安になっている時も、
犬はいつも寄り添っている。
ただ黙って、傍にいる。

指示通り動けることだけが犬の評価基準ではあるまい。
自分にとっての「世界一の犬」はそんなことでは計れない。
犬を思う気持ちと犬から思われる気持ちが通じていれば、
自分にとって最高の、世界一の犬だと思う。
たとえ、その犬が仕出かすことが「おバカ」なことであっても。

ワタシの「世界一の犬」は今夜、ワタシが帰宅するまで
トイレを我慢し、玄関で待っていた。
外に連れ出すと慌しくPIPIとPOPOを済ませ、
家に戻って、ワタシを押さえつけるように被さって臥せた。
安心したのだろう、眠ってしまった・・・。

ちなみに、クリアランス・パピー（セールの犬）と呼ばれたマーリーと同じく、
つんちゃも 特別お買い得犬　のあだ名で呼ばれていた。
値下げされると「おバカ」の称号がもれなく付いてくるのだろうか・・・？

波見物

雪月花。
花鳥風月を愛する日本人は、
雪見
月見
花見
自然を鑑賞するという粋な楽しみを持っている。

強い風が吹いた今日、
春の海に表情をつける波を見に浜辺に出た。
というのも、こんなに風の強い日にはお友達わんこはさっさと帰ってしまっただろうから。
いつもの広場へ行くと、案の定誰もいない。
つんちゃと「波見」をしようと浜辺に出てみた。

以前と違ってオトナになったのか、
入っちゃダメ！というと勝手には海に入らなくなったので安心して歩ける。

このところ続いている強風のため、
浜辺にはたくさんゴミが上がっている。
そこを「掘り出し物」はないかと丁寧にチェックしながら、
時折波打ち際まで足先を向けては海を感じている様子。

ほの明るい灰色の空と、白く沸き立つような波頭で賑やかな海。
誰もいないのでつんちゃとこの風景を独占。
漠然と全体を見れば「静」の風景、
ポイントを絞って個々の波を見れば「動」の変化。
両方を楽しめる。

突堤のある端まで浜辺を歩こうかと思ったが、
さすがのつんちゃの体重でも、横風を受け歩きにくそうであったため、
公園内へ戻った。
風の影響を受けない静かな林の中を散策していると携帯が鳴った。
ラブ父さんからだった。
「ジョイとチェリーともみじもいるよ～」
なんだ、来てたんだ！

つん、波見物中。
つん：今日の波はどんなんかな～～


沖では大型船が停泊中。

冬の厳しさが抜けた春の海。

波は荒いがどこかのんびりしている。

つん：はぁ～～っ　ええ波や


つん：どれ、ちょっくら宝探しでも・・・。

ゴミの中から咥えたものは、やはりボール。

つん：ひゃぁ～～～楽しいなぁ・・・浜辺は


（陰の声：ゴミばっか、漁ってるんじゃないよ～～）


つん：ちょっと風強すぎるんちゃう？


その表面積の大きさゆえ、横風の影響大。
つん：垂れ耳ひらひらして、砂が入るやん・・・。


ならば、公園内へ戻る。

水仙もそろそろ終わり。

ミスト噴水の完成は３月３１日。まだ未公開。

昨日のバディぱぱ情報によれば、冬眠中だった亀も池に復活したらしい・・・。

つん：今日はおれへんなあ。

つん：お？ラブちゃん呼んでるんか？急がな！

つん：ラブちゃん来てたんか。
ラブ：つん、やっぱり遅いね。亀だって冬眠から覚めたってゆうのに
つん：冬眠の次は春眠やん



本日の”つんちゃワン”
　メイン＝まいわし（中4尾）
　サイド＝野菜7種（じゃがいも・人参・かぶ・大根・キャベツ・えのき・チンゲン菜）
　スープ＝鶏がら
　おやつ＝ヨーグルト・鶏がらのほぐし身・清見オレンジ
　サプリ＝アースリスージＧ

リラクゼーション方

連休の土曜日。
”犬毛海岸”で久しぶりに一緒に遊んだわんこ仲間、
早出組：バディ、レモン、クロベエ。
遅出組：ルフィー、マフィン。
つんちゃの「ご出勤」が遅いため、冬時間は早出組に会うことがなかったのだが、
今朝は残業デー？だったのか、３名の早出組が残っていた。
久しぶりに合流し、賑やかな様子につんちゃも嬉しそうだった。

先週、”犬毛海岸”公園の「風紀委員長」から、
「遅刻３回は欠勤１回とみなす」との通達があったばかりである。
今朝の出勤時間はあまり早くなかったが、
これから夏へ向けて、少しずつ時間調整をしていく必要がある。
そうすれば、早出組との交流頻度も上がる。

しかし、肝心の「風紀委員長」、今日は仕事か？
姿を見せなかった・・・。

夕方は「つんちゃ最寄り海岸」で、夕陽鑑賞のコース。

朝は馴染みのわんこと交流し、心弾む楽しい時間を過ごし、
夕はゆったりと海を眺め、波の音に耳を澄ませ、潮風に被毛をそよがせる。

知らないうちに溜まっているかもしれないストレスを
解きほぐすためにどちらも必要なリラクゼーションだ。
母などは、
「何がストレスよ～。こんなに大事にしていて、わがまま放題させているのに～。」
と言うけれど、
わんこは結構繊細なのだ。
知らず知らず、気づかないうちに、ストレスになっていることだってあるかもしれない。
つんちゃが楽しめることをいっぱい取り入れて、日々を楽しく過ごせば
ストレスからくる病を排除できると思う故なのだ。

仲良しのお友達と会って遊び、
十分な運動をし、
ゆったりと休む週末はとても満足そうにぐっすり眠る。
つんちゃのそんな姿がワタシにリラクゼーション効果をもたらしてくれるのだ。

カメラ目線・にっこり笑ってハイ！ポーズ。
（しんがりマフちん到着前）


バディ号相乗り３色トリオ。


つん：バディ、パパが出張してると痩せるねんて？淋しいから？
バディ：心の病ではなく、摂取カロリーの問題で・・・。


つん：なんや、淋しかったからとちゃうんか・・・？
バディ：女性陣（ママ＆お姉ちゃん）はダイエットにシビアだからね。
　　　　でも、つんはなんで痩せないんだ？
つん：へ？それは・・・シビアな質問やな。


バディ：”イケメン・ぼく”にそれ、ください。（ハイ握手！）
まふママ：あ、どうも、イケメンバディさん。光栄です。


軽量ルフィーと犬毛海岸の”山本山”つんちゃの対決。


夕方のまったり時間。


甲羅干しのアザラシ？


つん：（失礼やな・・・。）そろそろ帰ろか。



本日の”つんちゃワン”
　メイン＝鶏ムネ肉（276g)
　サイド＝野菜７種（大根・かぼちゃ・じゃがいも・人参・しいたけ・チンゲン菜・キャベツ）
　その他＝すりゴマ
　おやつ＝自家製ホテトチップ・ヨーグルト
　サプリ＝アースリスージＧ・カルシウム

雨にうたれて

”アカシアの雨がやむとき”という古い歌がある。

～アカシアの雨にうたれて
　このまま死んでしまいたい～

そんな衝撃的な歌詞から始まる。

日本でアカシアというと、ニセアカシアを指すことが多いと言うが、
本来のアカシアは３月に黄色い花をつける種類（ミモザなど）のことである。

今朝は降ったり止んだりのお天気だった。
午後はお天気が回復するというので、
お散歩に出る時、止んでいたのを、このまま上がるだろうと誤認したのが
敗因であった・・・。

４月にあるお花見遠足のコースの一部にもなる
「上流へ向かう」つんちゃ雨の日コースを調子よく歩いていると、
本日の折り返し地点「ラジオ体操場」で雨が落ちてきた。

あれよあれよという間に本降りとなった。
まさに、「雨にうたれる」状態。
まだまだ「雨にうたれて死んでしまい」たくはない。
自宅前200m付近でスコールと化した雨に散々うたれ、
ほうほうの態で帰還。

さすがのつんちゃも、雨の強さに非常事態を察知したのか、
走る・走る。
でも、なんだかちょっと嬉しそう。
台風を喜ぶ子供のようだった。



つんちゃ家最寄りのトンネル。
なぜかお気に入り。


つん：今日はこっちへ行くねん。


あんなに降るとわかっていたら、ここで折り返すんだった・・・。


つん：うぉぉぉぉぉ～～～行くぜぇ～長トンネル～～
（かなりの気合い）


トンネル内、高速走行。（映像的には高速。でも実は”つんちゃ的高速”）


線路下を通過


ラジオ体操場に着いた途端に降りだした。


土管で雨宿り？


ありえない　怖がりつんちゃは中へ入ろうとしない。


ならば・・・、「はめ込みつんちゃ」をお楽しみください


つん：雨や雨や


つん：まだまだ余裕～～


（陰の声：つんちゃさん、何、余裕こいてるんですか・・・）


（陰の声：PIPIなんかしてる暇ないじゃないですか）


つん：どうせ濡れてるし～・・・


只今スコール攻撃を受けてる最中なり
（陰の声：つんちゃさん、ギアギアを入れ替えてください）


つん：あいよっ　
（陰の声：事態を認識したのはいいけど、遅すぎません？）
既にずぶ濡れ、既に自宅前・・・



本日の”つんちゃワン”
　メイン＝鶏ムネ肉（276g)
　サイド＝野菜７種（かぼちゃ・人参・大根・じゃがいも・チンゲン菜・しいたけ・キャベツ）
　その他＝玄米・天然塩・すりゴマ
　スープ＝鶏がら
　おやつ＝ヨーグルト
　サプリ＝アースリスージＧ・カルシウム

ぐるぐるつんちゃ

昨日はまたまたつんちゃの嫌いな病院へ行くハメになった。
一昨日、どうもPOPOに赤いものが混じっているように見えた。
そして、夕方のお散歩から帰って、風呂場で足を洗っていると、
クンクンクン・・・
温泉たまごのようなこのニオイはなんだ？
つんちゃのスカぷ～だった
さらに寝ている時にも２度目のぷ～　
強烈であった

こういうのが出るということは、次のPOPOは荒れ模様であると覚悟したら、
やはり、昨日の朝、ドロリと出た。
ぐるぐる・ぐるぐる。
お腹が気持ち悪いのか、何度も回ってPOPOを出す。
４回目は出血だった
こんなことはつんちゃのPOPO史上、初めてのことである。
当然、取れたてPOPOと共に即・病院送りと相成った。


結果は細菌性の下痢。
通常、体内には存在しない細菌だとか・・・。
なんでそんなものが？と思うが、
先生曰く、「犬は散歩の時に草を食べたり、色々なものを口にしますから。」
そうです、つんちゃ、草、食べ過ぎ！

当然、絶食が下知されたが、
そこをなんとか・・・（お代官さま～～）
との願いに、「消化のよいものを少し」の許可をいただいた。

皮下注射１本、薬３種１日２回。
つんちゃは今日は快復していた。
食への執念によるものか？

朝一の病院にて。
つん；アレ？なんで？先週も来たやん、ここ・・・。


病院のすぐ傍の公園にて。
つん：はぁ～～っ、病気になるとこやった・・・。


公園内の野球場にて。
つん：おや？ここは・・・。


バックネット前にて。
つん：やっぱ、野球場やん！落ち着くわぁ～～。


つん：ここにはグラウンド２つもあるねん！


つん：でも、やっぱ、家が一番やな！起こさんといてや！（むにゅっ）


注射と通院の疲れか？夜もぐっすり
でも、お散歩もいつもより元気なくらい歩いたので心配ないようだ。




お薬３種。内、抗生物質の入ったもの１種。
５日分全部は服用しないけど、念のため。


先生からお許しをいただいた消化の良い食品・じゃがいもを使って、
油で揚げないポテトチップを作った。
レンジでチン！のお道具はしばらく使わず忘れいた・・・。



本日の”つんちゃワン”
　メイン＝まいわし（中３尾）は骨部分は取り除いて。
　サイド＝野菜７種（かぼちゃ・白菜・小松菜・えのき・セロリ・ブロッコリー・大根）
　その他＝玄米かゆ（玄米は煎ってからおかゆにし消化をよくさせた）
　スープ＝鶏ガラ