月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

団欒食卓

2010年12月14日 23時07分10秒 | 仏々相念(住職日記)

嬉しいのです・・・

 

バタバタとして時間が流れていきます。

報恩講さんの準備であれもこれもと気が急くことばかりで、でも気ばかりで全然進まない私です。

今日も、そんな感じで・・・

 

夜はJ講中の報恩講でした。

私と同年代の世話役さんなので間の休みも楽しく過ごさせていただいたことです。

この方の子どもさんも一緒にお参りしてくれて和やかにしてくださったことです。

子どもさんが法座に参って下さるととてもいい空気が流れる様な気がするのです。

9歳の女の子、5歳の男の子。

嵐大好きのお姉ちゃんは私のお接待をしてくださいます。

お菓子・お茶・御手ふき・・・

可愛くて、ウチの娘もこんなだったかな~って懐かしく思ったことです。

 

9歳と言えば、親鸞聖人も9歳の時にお得度なさいます。

こんな小さな子どもだったのですね・・・

御苦労重ねて20年、比叡山で御修行なされていきます。

すごいよな~、本当に・・・

 

この私に自力無功を教えて下さいます。

 

ひと時、他力念仏の温もりに出遇わせて頂きながら帰ってきました。

 

帰ったら10時半頃・・・

遅くなった夕食をいただきました。

「可哀想だから一緒に座ってあげるよ!」って息子。

朝早くから起きてトレーニングする息子にとって、もう眠たくて仕様がないのですが・・・

坊守と子どもたちが話の伽になってくだいます。

 

話をしながら今年の念仏あられの絵を子どもたちが描いていました。

「今年で最後かも・・・」来年には新たな地で新しい人生を歩んでいる娘がつぶやきます。

「そう言わず、来年も描いて送ってくれよ!」

 

バタバタしてた一日だったけれど、今日もお念仏のひと時をいただけて幸せだったな~・・・

缶ビール一本いただいてベロベロに酔っ払い、もの凄く気分いいです、オレ・・・


念仏あられのはなし

2010年12月14日 22時56分06秒 | ふうわりふわり(坊守日記)

毎年、報恩講に《念仏あられ》をこしらえています。
今日は一日がかりで作りました。


お正月のお供えのお餅を、コットンコットン、霰に切って、寒の風に干して保存しておいたものを…

少しずつオーブンで焼きます。(↓)
200度で15分焼きます。
(昔は曾祖母が七輪で気長く煎っていました)

オーブンから取り出しました。(↓)
ぷくっと膨れて、かりっと香ばしい匂いがします。

お砂糖とお醤油で甘辛く味付けして、できあがりです!(↓)


できあがりました!

あとは、よく冷ましてから袋に詰めます。

パッケージの絵は只今子どもたちが制作中です。

お楽しみに!

報恩講にお参りされた方々におくばりさせていただきます。