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月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

仕事之心

2011年01月07日 19時55分08秒 | 仏々相念(住職日記)

生きる生業・・・

 

この時代、仕事があれば幸せってよく聞く言葉。

生きて行くためには何らかの仕事に従事しなければなりません。

例え嫌で嫌でたまらない仕事であろうとも・・・

 

でもひとたびお金をいただき働くのであればプロ意識を持たなくてはいけないでしょう。

嫌な仕事に着き、イヤイヤしていると相手にその気持ちが通じない訳ありません。

そういう人に度々会ったりします。

何でそんなにツンケンしているのって言いたくなることありませんか?

 

時間が経てばいいか・・・

適当に流せばいいか・・・

かったるいな~…

 

坊守の父が法話でこんなことをおっしゃっていました。

農業をされているご門徒が、

「どなたが食べて下さるか分かりませんから、いい加減なことはできません」

話を聞きながらプロ意識を感じたことです。

 

いろんな仕事があります。

相手のない仕事なんてありません。

その人のために・・・自分の精一杯で歩んで行きたい・・・

 

今日、病院で一生懸命清掃の仕事をガンバっておられるあなたを見てそう思ったことです。

きれいにして下さってありがとうございます。

 

私も今できる精一杯で願生ります。