作曲家・ピアニストのイルマさんは、「冬ソナ」やフジテレビの「湾岸風景」の音楽で有名だ。
今年の1月、韓国の音楽番組、「水曜芸術舞台」に出演するために済州島に行ったのだが、
その番組の司会を務めていたのが、イルマさんだった。
番組内で彼からインタビューを受け、話はしたのだが、
今回実際に共演してみると、アンサンブルから彼のナチュラルな人間性や、考え方までもが感じられ、
いっぺんにファンになってしまった。
またいつか、彼と共演をしてみたいと思った。
写真はアンコールで三人の共演をするためのリハーサル風景。
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宗次郎さんとは、以前、新宿の厚生年金での彼のコンサートを聴かせていただいたことがある。
その時も素晴らしいアンサンブルに酔いしれたが、今はさらに磨きがかかっていて、とても気持ちのいい演奏だった。
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コンサートは、8時から始まり、まず始めにイルマさんがピアノソロを数曲披露、宗次郎さんを紹介し、演奏へ、一部はそこで終了。
二部頭に再びイルマさんが数曲演奏。
僕を紹介してもらい、ツルノリヒログループ演奏へ。
ここ一年ほど、カタカナを読むだけだが、一応韓国語でMCをしている。
それ以前は、韓国語は挨拶程度で、後は日本語でしゃべり、舞台袖に待機する通訳の方に、翻訳してしゃべってもらっていた。
だが、やはり時間差もあり、なんだか暖簾に腕押し、と言った感じで、観客もしらけているようで、
だったら下手でも韓国語でしゃべろう、と思い至ったのだ。
事前、といっても、ぎりぎり当日になることが多いのだが、曲目に合わせて、しゃべりたい内容を書き、
韓国語に訳してもらう。
今回は、前回まで通訳を担当してくれていた、安藤千瑛さんが、帰国してしまっているため、
どうしよう・・と不安に思っていた上に、空港まで迎えに来てくれた、今回初めての通訳の方は韓国人で、
果たして僕の伝えたい機微が、まず彼女に伝わるのか!
とますます不安になった・・・
仕方なく、安藤千瑛さんに、韓国から日本へ、日本語のメールを送り、日本から韓国へ韓国語訳を送ってもらう、
と言う変なお願いをする。
だが、発音の指導はしてもらえない・・
当日になり、事態は急展開!
朝、ロビーに現れた、また新しい通訳の方は、山極尊子さんと言う日本人!
しかも、韓国の高校で、日本語を教えていると言うチャーミングな、そしてばりばりの先生だ。
これ幸いと、千絵さんに訳してもらった文をベースに、翻訳、発音指導をしてもらう。
それが厳しいんだよ・・・
さすが先生、発音の唇や舌の形まで・・ビシバシ!
でも、目から鱗だったなあ・・・
初めて韓国語の深い部分に触れたような気がした。
結果!
今回は冗談も交えてみたのだが、通じました!・・うけました!・・(涙)
今回のコンサートは、いつものアコースティックカフェのコンサートではなく、
僕のソロだし、三人のアーティストが出るコンサートだったから、
はたしてうけるのか、と言う不安もあったのだが、
ステージに出るなりの歓声、一曲終わるごとの熱い拍手、MCでの歓声、
そして、アンコールで「LAST CARNIVAL」と紹介した時の悲鳴にも似た歓声!
何から何まで、嬉しかった・・・
2回目のアンコールで「New Cinema Paradais」を演奏した4人
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左からイルマさん、僕、宗次郎さん、Ayako
そして、今回のツルノリヒログループ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/dc/76acc8cc5d0d18d54ea8813850978812.jpg)
左からAyako、僕、Pスケ、古ちゃん。
またやりましょう!