ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

螺旋の旋律

2011-11-29 23:17:41 | 今日一日

僕の作品に「螺旋の意識」、と言う曲がある。

「シュルレアリストの夢」の為に書いた曲だが、そのジャケットのバックカバーに使った写真がこれだ。


「螺旋の旋律」と題したこの写真は、ガウディの、サグラダファミリア教会の、塔の中を螺旋に登ってゆく階段を、

下から写したものだ。

僕は建物好き、と言われたことは前に書いたが、確かに、美しい建築物からは旋律を感じる。

今まで、自然を題材にしたり、心象風景を曲にしたことはたくさんあるが、

建物、と言うのはあまりないような気がする。

残念ながら、「螺旋の意識」も、具体的な建造物から発想を得たものではない・・・

トライをしてみようかと思う。


今日は、明日のまり遥さんのライブのリハーサルだった。


左からベースの栗山君、ドラムの高杉君、ギターの久保田君。

この他にピアノに宮原慶太、そして僕。

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クラブイクスピアリ

2011-11-26 23:56:10 | ライブ

三日連続のライブの最終日は、舞浜はディズニーランドリゾートの一部、イクスピアリ内にある、

クラブイクスピアリでの細坪基佳さんのライブだった。

毎年この時期に、今年で6回目となる細坪さんのライブ、

僕も参加させていただくようになって、4回目か5回目か・・・

一昨年には、終わってから細坪さんや、主催の方達と、ディズニーオフィシャルリゾートに泊まり、打ち上げをやった。

ベティさんにとってもらった部屋は、5ベッドルームの天井が高い部屋で、

真ん中のソファーとテーブルを囲む形でベッドが配置され、飲み疲れたら勝手にベッドでごろん、

目が覚めたらむくっと起き上がって飲みに来る、を朝までやっていた。


クラブイクスピアリでの食事は、お客様に出すメニューの一部を賄いのように出してくれる。


いただきまっす!


本日のトリオ!

ライブが終わって外へ出てみる。

毎年、この時期恒例のクリスマスイルミネーション・・

仕事ではなく来たいものだ・・



明日は昼間少しゆっくり出来るぞ、夕方からは打ち合わせ。

来週は早々に、まり遥さんのリハとライブだ・・・・

もう一息!!


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中沢厚子さんLive

2011-11-25 23:34:20 | ライブ

3日連続ライブの二日目。

今日は中沢厚子さんのLiveで、大森にある「風に吹かれて」と言うライブハウスに行く。

大森に行くのは初めてかもしれない・・

町にはそれぞれ、色やにおいがあるけれど、大森は独特だなあ・・とても面白い。

地図は頭に入れて行ったつもりだったが、微妙に入り組んだ街並に、戸惑う。

二度ほど店の入っている建物を通り過ぎ、行ったり来たりした。

「風に吹かれて」はなんだか落ち着くライブハウスだった。

    オーナー金谷さん          ギター肇さん    中沢厚子さん

中沢さんの歌声は、柔らかくとても美しい。

その歌声と、落ち着いた語り口で、皆さんの気持ちをほっと和ませていることが、とても心地良く感じられた。


帰り道、ほとんど通ったことのない道を行く。

知らない町や、道を通るのは楽しい。

あっという間に通り過ぎてしまうけれど、入ってみたくなるお店や、歩いてみたくなる路地に、わくわくする。

「ANTIQUES CAFE」という店の灯りに惹かれ、思わず少し先に車を停める。

走って戻り写真を一枚・・

「今度来てみたいねえ・・」 「でも、ここどこ?」




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饗応離宮11.11.24

2011-11-24 23:47:21 | ライブ

饗応離宮でのディナーライブ!

二胡の芳晴君を迎えて3度目のステージ。

前回から、お客様の皆様にイメージのリクエストをいただき、三人で即興セッションをやっている。

一人ずつ、一つのイメージで即興をするのはわかるが、どうして三人で同時に出来るのか!

とお客様から言われた。

確かに、自分の思う方向に行くとは限らない。

今日は

「初雪が降った故郷、朝日にきらめく白樺の枝」と言うイメージで即興をした。

芳晴君の二胡から始まり、三人で初雪が降った故郷を表現してゆく。

三人の即興では、相手の演奏を聴くことがとても大事だ。

時には後に付き、寄り添う、 時には先に行き、手を引っ張る。

だが、同時に違う方向を向いてしまったり、今回で言えば、

誰かが朝日にきらめく白樺の枝、に行こうとしたら、誰かはまだ初雪をやっていた、

なんてこともある。

即興だから、色々、都合不都合、あってかまわないのだが、たまにとんでもなく凄いものが出来てしまったりすると、

完成度に欲が出る。

また、次回、トライしてみよう。

本日のセットリスト。

1.道(「光のように 波のように」より)
2.返音(「かぐやの夢」より)
3.入滅(「光のように 波のように」より)
4.ANCESTERS FROM THE SEA(「ネシアの旅人」より)
5.イメージリクエスト
6.太古の太陽(「太古の太陽」より)
7.我らが遠き同胞(「千の砂漠の夢」より)
ENC
RAPE-BROSSOM_FIELD(「月をつくった男」より)

お客様のお一人が、ご懐妊され、そろそろ7ヶ月。

これから暫くは来れなくなるだろう、といらっしゃってくださった。

RAPE-BROSSOM FIELDをお祝いの曲として、エンディングに4小節

「今日は赤ちゃん」のフレーズを入れてみた。


饗応離宮からの眺望、

そろそろ冬の空気、色がきれいに出る。


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優秀録音CD!

2011-11-23 23:20:37 | 今日一日

今日もリハーサル。

今日はフォークシンガーの中沢厚子さんのリハ。

今回初めてサポートさせていただくのだけれど、明るくしとやかな、素敵な方だった。

昨日、今日リハで、明日饗応離宮の本番、明後日中沢さんの本番、明々後日は細坪さんの本番だ・・・

合計何曲演奏することになるのだろう・・・・

考えないことにする;

中沢厚子さんのライブは

11月25日(金)大森の「風に吹かれて」と言うライブハウスで http://blowind.oops.jp/

Open 18:00  Start 19:00 前売、予約 3,000円 当日3,500円

僕の、宮崎駿さんのアニメ、「星をかった日」のために書いた「そこから・・」を、

中沢さんはご覧になったのか、以前から知ってくださっていて、演奏させていただくことになった。

宮崎駿さんのアトリエで弾いたことはあったが、ライブで演奏するのは初めてだ。


ルシア塩満さんのアルバム「フラガンシア デル アルパ」が

月刊「STEREO」と「オーディオ・アクセサリー」の12月号で、優秀録音CDとして紹介されたようだ。

録音からトラックダウン、マスターリングまで、こだわった身としては、嬉しい限り・・

ちょっとしたご褒美のような気がする。

やって来たことに、ぶれはなかったようだ。




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建物好き

2011-11-22 22:33:12 | 今日一日

饗応離宮のリハ、今日は二胡の芳晴君とのセッションだ。

二胡、ヴァイオリン、チェロの編成だと、和音楽器もリズム楽器もないから大変だ。

でも、三人のアンサンブルで、リズムも出し、和声も感じさせることは出来る。

芳晴君とのセッションは三度目、思わぬ曲が、三人の演奏で良い効果を出したりする所が面白い。

今回三人で初めてやる曲は、「光のように波のように」から「入滅」、

サードアルバム、「千の砂漠の夢」から「我らが遠き同胞」。

「入滅」は元々二胡のための曲だから、相応しいのだが、「同胞」はリズムの立つ曲だし、

難しいかと思っていたら、かなり三人でも盛り上がった・・不思議なものだ。


写真は饗応離宮、25階の窓からの六本木の眺め。

まるで箱庭のようだ。


そういえば、Dreams Gate 展のとき、影山徹さんから、

「ツルさんは建物好きだから・・」と言われた。

そういう風に意識したことはなかったが、確かに僕は建物好きかもしれない・・

古い、新しい、に係らず、雰囲気を持った建物には入ってみたくなるし、写真を撮るのも好きだ。

そんな特別な建物ではなくても、この写真のように、密集した街並を俯瞰で見るのも好きだ。

建物好き、少し意識してみようかな・・・


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Dreams Gate Special Live

2011-11-20 23:56:52 | ライブ

19日は、Dreams Gate Special Liveの日だったけれど、残念ながら朝から雨、

かなりひどい時もあり、車に機材を積むだけでずぶぬれになってしまった。

演奏の方は、楽しく、良い出来だったと思うのだが、お客様は少なく、残念だった。

当分、ソロコンサートは出来ないような気がしている。


「Dreams Gate Ⅵ」展は、素晴らしかった。

玉神輝美さんを始め、長野剛さん、影山徹さん、江口あさ子さん、kaoさん、牧野鈴子さん

今回は参加されなかったが、テツ山下さん、高田美苗さん、清泉さん、

皆さん個性豊かな、それぞれの、とても深い世界を持っていて、一つ一つの作品を見ているだけで、

とても幸せに思える上に、今回の「Dreams Gate Ⅵ」に至っては、「Dreams Gate」と言う名の下に、

大きな一つの世界が出来上がる所まで来ていて、今回のPaoギャラリーは、ギャラリー全体が光り輝いているように見えて

とても楽しかった。

来年、再来年と、もっとその世界は濃くなり、大きくなってゆくだろう。

僕は、その中に入れていただいて、とても嬉しかったけれど、次に参加出来るかどうかは分からない。



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饗応離宮11.11.18

2011-11-18 23:58:10 | 今日一日

11月の饗応離宮は、今日と24日。

普段あまりやらない曲の再発見シリーズ、

映像作家の勝又さんと言う方が、長年撮影し続けた富士山や、樹海の映像に、僕が音楽を書き下ろし、

BGVとして発売された「富士山麓」、そして、僕のアルバム「Airs」に収められている、

「A Land of Thousand Winter」を一曲目に持って来る。

暗い曲だが、内包するイメージの強さは、かなりなもの・・

これからの季節には合うなあ・・・

この曲のイメージは吹雪、

続いての「いつか見た風」はそのまま風、

三曲目の「嵐が丘」は雨、

雨、風、雪で始まった。


饗応離宮の玄関。

修了後は永島さんといつものコース!

六本木の町は、金曜、そして、そろそろ年末と言うこともあり、にぎやかだ。


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今日もリハ

2011-11-17 23:04:04 | 今日一日

今日は明後日の「Dreams Gate Ⅵ」Special Liveのリハ。

明日は昨日やったリハの本番、饗応離宮でのディナーライブ。

メンバーはほとんど一緒なのだが、それだけに全員、頭の中がこんがらがっている。

「えっと、明日はこれをやるんだよねえ・・・」

「ああ、違う楽譜を持って行っちゃいそうだなあ・・・」

ちなみに、明日の饗応離宮は満席だが、19日の驢馬駱駝はまだまだ空きがあるので、

是非ご参加を!


2011年11月19日(土)
 Open 17:30  Start 18:00
 東中野PAO COMPOUND 9F
 marginal space 驢馬駱駝(ロマラクダ)
 チケット 前売り4,000 yen 当日4,300 yen
 (食べ物、飲み物は、別途自由にご注文いただけます)
 出演:ツルノリヒロ(Vln,Key)永島広(Guit.Oud)
  Ayako(Cello)山本 "P" 恭久(Perc.)


19日13時までならば、03-3954-7664にて、予約可能。

FAXか留守電にお名前、枚数を入れてください。


写真は今回の「Dreams Gate Ⅵ」DMに使われたガウディ、サグラダファミリア。


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リハからリハへ

2011-11-16 21:09:41 | 今日一日

細坪さんのイクスピアリコンサートに参加するのだが、みんなのスケジュールがなかなかあわず、

今日しかリハーサルの時間を取ることが出来ない。

だけど、今日は前から既に、18日の、饗応離宮のリハーサルが決まっていた。

饗応離宮のリハは14時~18時の予定だったから、一時間遅らせ、15時~19時にしてもらい、

11時15時で細坪さんのリハとなった。

結構ハード・・

明日は19日の「Dreams Gate Special Live」のリハだ・・・


写真は、今回のDreams Gateに出展しているもの。

中国は蘭州の空港、冬の朝焼け。

かつて敦煌へ行った時、オフシーズンだったため直行便がなく、北京~蘭州~敦煌と乗り継いで行き、

蘭州で一泊しなければならなかった。

空港から市内のホテルまで、真っ暗な、そしてがたがた道を1時間近くかけて移動し、宿泊。

朝、まだ真っ暗な中を再び空港へ出発、そして空港に着き、やっと暖房が効き始めた頃の待合室の窓から撮った一枚。

何故か、この写真を気に入ってくださる方が多い。





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