ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

三十数年ぶりの友人に会う

2013-03-29 23:29:47 | 今日一日

やっと一段落ついたので、朝、月末の支払い類を済ませ、その足で病院へ行く。

ずっと肩を壊しているのだ。

昨年11月、ライブで、重い機材を運ぶのに、裏の狭い動線しか無く、おまけに階段を上り下りしなければならず、

両手に持った機材を身体の前後に持って運んだりしたのがまずかったらしく、

さらにその後、地方への移動の際、重いマイクプリを入れたバッグをずっと肩に担いで移動して、完全に壊してしまったらしい。

一時は夜も痛みで起きてしまい、眠れなかった。

当然水泳などもってのほか・・なんとか肩を回す事は出来るのだが、水を掻けない・・

仕方なくビート板を手に、バタ足や平泳ぎのキックのみのジム通いとなってしまった。

 

その後、知り合いの方から、コンサートの時に「暖めるのが良い」といただいたミニカイロを毎晩貼って寝て、

昼間はファンクラブの方から送っていただいた湿布薬を貼り、

さらには泳げないストレスから泳ぐ夢を見始めたので、動かさないと固まってしまうだろうと、半ば強引にクロールを再開したのも良かったか、

だいぶ痛みは無くなって来たのだが、何かを右手で取ろうとするとズキンとくるし、寝ていてうっかり右肩を下にしてしまうと痛みが上って来る。

長時間バイオリンを弾いた後にも暫く痛みが続くので、医者に診てもらおうとずっと思っていたのだが、

残念ながら時間が取れず、ようやく、今日行く事が出来たのだ。

 

医者はプロ野球の球団や、Jリーグのチームドクターでもある先生なので、こういう時には特に頼りになる。

「バイオリン弾くのに肩痛めちゃったらまずいじゃない!」・・・はい、その通りです・・

何せ韓国ツアーの時には、協力な痛み止めを飲んでステージに上がっていたから・・

先生はしばらく肩を触診し、関節に注射を打ってくれた。

まさにそこ! と言う肩の奥に液が入って来るのが分かる・・

これで、様子を少し見て、改善されなかったらMRIを撮りましょう、と言われる。

ついでに血液検査とニンニク注射をしてもらった。

抜いたり入れたり・・

 

昼食をとり、一度スタジオに戻って作業をした後、中野の蔡さんの店「蔡菜食堂」へと向かう。

今日は三十数年ぶりに会う高校時代の同級生と、呑む約束をしているのだ。

先日、僕のページをFacebookにアップしてくれている方から、コメント欄に、僕の高校時代の友人2名から、メッセージが入っている、

と連絡が有り、良く憶えていた友人なので、僕のメルアドを伝えてもらい、やり取りが始まった。

 

そして今日、「蔡菜食堂」でそのうちの一人、亀田政弘君と再会する事となったのだ。

「変わっちゃって分からないかもしれないから、直接お店で待ち合わせよう」と言われ約束の時間に現れた彼は、年はとったものの、

一目で彼と分かる風貌をしていた。

なんだ、変わってないじゃない!

話し始めて分かったのだが、風貌はやはり年を取る。 でも、声は比較的変わらないんだ。

確か、人間の中で、一番衰えにくいのは声だと聞いた事が有る。

そして、声の記憶、ってのも結構強いんだね・・

良く憶えている声だから、三十数年の壁などあっさり乗り越え、お互い今の時間にいる事にすんなり溶け込む。

高校時代のこと、卒業してからのこと、話しは弾み、記憶がどんどんよみがえって来た。

気がついたらビールを3本空け、紹興酒を一本空け、赤ワインを一本空けて、またビールを飲んでいた。

帰る頃には、お客さんは僕らだけ・・

5時間近く二人で、呑んで食べて、しゃべっていたようだ・・・お酒に酔い、思い出話に酔った一晩でした。

写真は左から僕、蔡さん、蔡さんの奥さん、亀田。

 

 

 

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綺羅レコーディング終了

2013-03-25 21:40:48 | レコーディング

先日録音した「さくら」の琴で、少し足したい所が出て来たので、再び小野美穂子さんに来ていただく。

綺羅のお二人も来て、楽しい録音となった。

 

これで、年末から続いていた、一日も休みのないスケジュールからようやく解放される。

新しい、「もの作り」を考えられる。

こういう時が一番楽しいな。

でも、その前に、ゆっくり温泉にでも行きたいものだ・・

写真は、前列左から、琴の小野美穂子さん、綺羅の順子さん。

後列左から、綺羅の木戸さん、美穂子さんのご主人で、尺八の名手三塚さん。

お二人は「遠音(とおね)」と言うグループを作っていて、CDも数多く出しているし、コンサートも精力的に行っている。

そして、僕とは三十年近くの仲間でもある。

 

 

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永井龍雲35周年記念コンサート最終日

2013-03-23 23:09:13 | ライブ

去年の三月から始まった龍雲の35周年コンサートツアー、今日の赤坂、草月ホールで最終日を迎えた。

最終日はゴージャスに、アコースティックカフェ+笛吹のギターと言う編成で演奏する。

リハの時から予感はあったのだが、素晴らしいコンサートとなった!

龍雲の歌が、僕らの演奏の上に乗り、彼の独特な世界にずんずん入り込む。

久しぶりにすべての楽器が一体となり、演奏しながらくらくらするほどの気持ちよさにハマった。

写真はリハの模様。

最近はいつもベティーさんが撮ってくれている。

むむむ、腕を上げたな! いい感じ!

終わって、車に機材を積むために入り口にいたら、出て来るお客様、皆さんから素晴らしかった、という感激の言葉をいただく。

めったにない完成されたコンサートだったからなあ・・・

龍雲本人も手応えを感じたらしい、打ち上げもいい感じに盛り上がる。

この編成で、もっとたくさんやりたいねえ・・・

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綺羅レコーディング

2013-03-20 21:31:57 | レコーディング

驢馬駱駝での「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーション」を終え、次の日にはすぐに綺羅のアレンジに取りかからなければならなかったのだが、

身体が言うことを聞かず、ほぼダウン状態・・・

起きなければ、と、起き上がったつもりが、気がつくと寝ている。

あー、こんなんなるんだなあ・・と思いながらも寝る。

そんな状態が、夜まで続く・・

まずいなあ、間に合わないなあ・・グーグー

 

やっと取りかかれたのは翌日。

今回のアレンジは、十七弦琴と琴によるベーシックに、バイオリンとチェロで世界を作る。

とにかく譜面を書かなければならない・・・

21日に締め切りを延ばしてもらい、譜面を書き終わったのが19日の夜。

明け方までかけ、ベーシックの録音をする。

翌日、ギターの永島さん、チェロのAyako、琴の小野美穂子さんのレコーディング。

良い感じでレコーディングは進む。

 

琴の小野美穂子さん

そして、宮城道雄が、チェロの音域を参考に作ったと言う十七弦琴

良い音なんです!

これが。

 

 

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二人のシェフと三人の音楽家vol7の最後

2013-03-17 22:04:05 | ライブ

第三部の演奏は、結婚記念日のご夫妻にプレゼント、「Close Your Eyes」から始める。

これまた20年以上演奏したことが無かった「夕惑い」を弾く。

久しぶりに弾くと、自分の技術の違いだろうか、表現できる内容が遥かに増えている気がする。

とても気持ちよく演奏できた。

三曲目は「黒い森の金ウサギ」・・物語を演奏するような曲で、自分でも好きな曲。

プログレやね・・

そして「太古の太陽」「All on a Sand Dune」と僕の代表的な曲で、幕を閉じた。

「二人のシェフと~」の会では始めて、アンコールをいただく・・

本当は時間が無いのだが、ありがたく「一人のワルツを」演奏させていただいた。

時間も押していたし、牡蠣と白子のオーブン焼きが準備に時間がかかり、演奏の後に出すことになったから、

閉会の挨拶も出来ないまま、第七回は終了となった。

皆様お疲れさまでした。

 

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二人のシェフと三人の音楽家vol7の2

2013-03-17 21:30:17 | ライブ

第一部の演奏は5時50分から。

まだ外は明るい。

「Bright Hours」で幕を開け、「いか港より」を演奏する。

両曲ともアコースティックカフェの初期アルバム「For Your Happiness」からの演奏だ。

三曲目に永島さんの「Llorand con la lluvia」を演奏。

ラフマニノフの匂いがするチェロのメロディーは、とても気持ちが良い。

四曲目に「明日への希望」、韓国でも人気の高いこの曲は、元は「アコースティックカフェの空中散歩」と言うアルバムのために作られたもの。

全日空のマリンジャンボを記念して、コロンビアから発売された。

一部最後の曲は「Rape-blossom Field」 永島さんが第一部の食事メニューに、必ず作ってくれるのが、この曲からインスパイアされたサラダ。

こういったコラボレーションは楽しい。

 

演奏が終わると、また永島さんはシェフ業に・・

第二部に演奏するのは、異国情緒満載の曲だ。

敦煌で作った「我らが遠き同胞」で始まり、永島さんの「Dune」へと続く。

「Dune」は現在JALの機内で流されている。

しかも「Oasis Road」というアルバム一枚丸ごとだ。

今回是非ライブで演奏しようと言うことになった。

この「Oasis Road」は永島さんの、ギターではなくウードという、中近東で生まれた、ギターの前身となる弦楽器のリードアルバムだ。

ウードプラスバイオリンとチェロという編成。

あまり聴くことは出来ないだろう。

続いては、かつて「アルスラーン戦記」というアニメーション映画の音楽を担当した時に作った曲で、ここ20年ほど演奏したことが無かった、

「Parsian Palace Without Parsian」(波斯王朝パルスおうちょう)と言う曲を演奏。

同じくアルスラーン戦記から、「馬乳酒祭」を演奏する。

二部最後の曲は、中近東から日本へ帰って来た、と言うことで「Willow Farm」を演奏した。

 

いよいよ料理も最後。

牡蠣のグラタンや

デザートが用意される。

今日のお客様の中に、結婚記念日の方がいらっしゃる。

地方の方で、結婚記念日にご夫婦でここまでやって来てくれたのだ、記念に、デザートをとりわけ、「おめでとう」のプレートとともに、

一足先にお渡しした。

 

 

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二人のシェフと三人の音楽家vol7

2013-03-17 15:02:57 | ライブ

「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーション」第7回目である。

良く七回もやって来たなあ・・

今回は、今までの中で最も人数が多かった。

50人限定の所、10人以上もオーバー・・

なんと、お断りしてしまったお客様もずいぶんいらっしゃる。

嬉しい悲鳴だ・・・

今回は写真撮影係がいない、なので残念ながらあまり写真を撮れていない・・

kasumiくんの撮ってくれたMovieから静止画を切り出してみる。

 

今回は二ヶ所に料理を並べてみた。お客様の流れが一ヶ所に固まらず、非常に良い。

こちらは開場の一番後ろに設置された料理コーナー。

開場と同時に待っていたお客様が入場する。

すぐに客席はいっぱいに。

開会の挨拶

毎回手伝ってもらっている千瑛ちゃんは、今回ほとんど三番目のシェフ状態。

二人の右後ろには洗い物をやってくれている、青野君、彼も毎回のように手伝ってくれていて、しかもローディーまでお願いしている。

二人の活躍が無ければ、到底この会は無理だね・・

あと、金ちゃんの息子さん季生(としき)君、ベティさんの妹さんも駆けつけて手伝ってくれた。

皆さんありがとう。

 

こちらは通常の位置にある料理コーナー

まだまだ始まったばかりだ。

 

 

 

 

 

 

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二人のシェフ~リハーサル

2013-03-14 23:42:22 | 今日一日

今日は二人のシェフと~のためのリハーサルだった。

思い立って、20年ほど弾いていない曲を2曲やることにする。

永島さんのウードのリードアルバム、「オアシスロード」が、JALの機内でアルバムごと流れることになった。

凄いことである。

一気に広がる大きなチャンス。

今回のミュージックコーナーでも、その中から一曲演奏する。

中々面白い。

 

終わってからは二人のシェフと~のための最終打ち合わせだ。

6時に金ちゃん達と東中野の「ソナム」で待ち合わせたが、リハを頑張ってやっていたらギリギリの時間となった。

 

「ソナム」で打ち合わせた後、驢馬駱駝へ行き、お店側との最終打ち合わせをする。

今回は満員御礼だ。

せっかく申し込んで下さったのに、お断りしなければならない方々もずいぶん出て来た、

最終的には定員をオーバーしてしまい、お店側も席を作るのにかなり大変なようだ。

シェフ達も、いつもより多い人数分作らねばならないし、ワインも増やさなければならない・・

それでも、それだけ人気があると言うことは、ありがたいことではある。

 

皆様、ありがとうございます。

一同礼!

 

 

 

 

 

 

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二人のシェフと三人の音楽家

2013-03-13 23:23:26 | 今日一日

龍雲のリハーサルは無事終わったので、いよいよ綺羅のアレンジに取りかかるはずだった・・

でも忘れていたんだよね・・

16日の「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーション」にも、準備が必要なこと・・・

演奏する曲を考えて、さらに曲順も決めなければならない。

さらに、明日リハーサルなんだけど、やりたい曲が最近やっていない曲で、アレンジから考えなければならないことに気がついた・・

ちょっと綺羅のアレンジは置いておいて・・さて、資料から探さねば・・

 

そんなこんなで相変わらず明け方までなんだかやっている。

ちなみに、これが前回のメニュー、FOODの数も凄いでしょう。

美味しいのです!  乞うご期待!!

 

 

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龍雲リハ

2013-03-11 23:53:26 | 今日一日

龍雲の23日、草月ホールでのリハをやる。

本番まで10日以上開いてしまうが、なにせ龍雲の住んでいるのは沖縄、

東京にやって来るのも大変だ、だから何かの仕事に繋げてのリハとなる。

おかげで作業が重なって大変だったが、無事間に合って今日に臨む。

 

今回はアコカフェ+ギタリストの笛吹さん、4人で演奏する。

始めての顔合わせとなるが、いい感じのサウンドだ、龍雲に弦サウンドはあうなあ。

 

あっという間にリハは終了・・大丈夫か・・

時間が出来たので、夕食を食べに、最近ハマっている東中野の韓国家庭料理、ソナムに行く。

やはりこれだけたくさん韓国に行って、韓国の食べ物を食べているから、身体がなじんでいるようだ、

何を食べても驚くことは無いし、美味しいと感じる。

16日の「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーション」の打ち合わせで、このお店にみんなで集まることにした。

美味しいものの話をするのだから、美味しいものを食べなきゃね。

写真はランチのカルビ丼、これも美味しい。

 

 

 

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