このブログにコメントして下さっているJALさんが、バイオリンを始められたそうだ。
それに対して花さんから、チャップリンもバイオリンを弾いた、と言う情報がJALさんに伝わった。
自分の曲のレコーディングで、チャップリンがバイオリンを弾いた事は知っていたのだが、
もう少し詳しく調べてみようと、検索していたら、チャップリンがチェロを弾いている写真が出て来た。
バイオリンだけでなく、チェロも弾いたらしいのだが、なんとチェロを普通と逆に構えている。
チャップリンは左利きで、チェロもバイオリンも、特注の楽器を弾いていたらしい。
今は、左利きの方でも右利きの構えに、早くからならされて弾く方が多いので、普通の楽器で良いのだが、
そうでなく、利き腕を重視して演奏するには、
バイオリンもチェロも、ボディーの中は左右対称ではないため、
左利き用の楽器を使わなければならない。
バイオリンとか、チェロは、作られてからすぐ、よりは、何十年も時を経て、
初めてその楽器の持つ音が鳴るようになる。
だけど、左利き用のバイオリンを、最初から作ろうとして作られた楽器はものすごく少ないだろうから、
やはり特注して作ってもらう、と言う事になるのだろう。
そうなると、なかなかいい音は望めないのだろう、だから、左利きでも右利きに矯正され、
演奏する事になるのかもしれない。
そういえば昔、
スイスロマンド管弦楽団のバイオリンに、一人だけ左利き用で演奏している楽団員がいたが、
テレビで見ていて、一人だけみんなと逆に構えているのが目立って、とても不思議な気がした事がある。