ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

龍雲レコーディング

2014-02-27 10:12:15 | レコーディング

「二人のシェフ・・・」が終わると、すぐに永井龍雲のレコーディングだった。

龍雲は普段沖縄で暮らしているので、経費節約のためにもこちらにやってくるついでを利用し、短い期間で録音しなければならない。

三日間で4曲の楽器録音から歌入れまで、なんとかこなす。

 

初日、ピアノの梨江さんと龍雲。

梨江さんはアコカフェの一員として、韓国やにっぽん丸で一緒に演奏をしている。

最終日、龍雲の歌と河合さんのベースを録音。

龍雲の唄はいつ聴いても素晴らしい。

先に入れ終わっていた歌を聴いて、河合さんも思わず、「唄、めちゃくちゃいいねえ!」

なにせ、ほとんど3テイクの録音で済んでしまうのだから。

 

すべて終わり、河合さんの車で西永福の鱗へ。

河合さんは車を家まで置きにいったので、龍雲と先に二人で始める。

偶然河合さんのお姉さんが来ていて、久しぶりに挨拶。

画家であるお姉さんは、創作時にいつも僕のCDを流しっぱなしにすると言う。

宮崎駿さんもそうだが、とっても光栄だ。

音楽を作っていて良かったな、と思える瞬間。

ものつくりの連鎖に入っているのだから。

 

河合さんが鱗に到着。

鱗の料理は本当においしい。

この料理を食べるためなら、多少遠くても行こうと思える。

奥に見えるピアノは、僕が小学校5年の頃に買ってもらい、ツルスタを持つまで使っていたピアノ。

このピアノから、「太古の太陽」も、「Under-tow」も「葡萄畑」も生まれた。

今は鱗に寄贈させていただき、鱗に集まる素晴らしいミュージシャンに、時々演奏してもらっているようだ。

大切にされ、状態も良いそうだから、多分ピアノも本望だろう。

 

河合さんと飲んだら、一軒で済む訳が無い。

近くのワインを飲ませる店に移動。

龍雲のマネージメントを担当するキャピタルヴィレッジのネギちゃんも駆けつけ、4人で深酒。

次の日は、二日酔いではなかったが、胃が働かずまいった・・

 

 

 

 

 

 

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「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーションvol.X」

2014-02-23 19:18:28 | 日本神話読みがたり

 

ついに10回目である。10回目を記念して、レシピ集をと言う話になったが、10回目までのレシピや様子を載せて、10回の記念集を作ろうと言う事で、次回までの宿題となる。

もちろんレシピも重要だが、このコラボレーションの記録集と言う意味合いが強くなるだろう。

1000枚以上の記録写真と向き合わなければならないのもプレッシャーだ・・・

最近は、掲載を考えての撮影となっていて、同じ写真が10枚も、ちょっとずつ角度を変えて続いたりしている。

今回はRawまで押さえた・・ますます時間がかかるぞ・・

最近は12時には会場入りする。

食材や、下ごしらえした料理を運ばなければならないので、ワゴン車でメンバーの家を回るのだが、今回は土曜なので日曜の様には道も空いていないから、

出発は9時半、金子家、永島家、Ayako家と回って驢馬駱駝へと向かう。

ほぼ予定通りに回れたのだが、最後は高速を使っても5分ほど到着は遅れた。

金ちゃんの息子、季生君と、照明の三浦さんが既に着いて待っていてくれた。

食材や、楽器機材を下ろし、一台しか無いエレベーターに、倉庫番よろしく詰め込み、9階の驢馬駱駝まであげる。

僕はその間に車を駐車場に止めに行く。

いつものパターンだ。

今日はいつもお手伝いしてくれる、後藤さんや千瑛ちゃんが遅れて来る。

いつものようにソナムで腹ごしらえをして来た青野君と、少ない人数での仕込み開始。

でも、さすがに十回目、慣れたのだろう、みんなそれぞれマイペースで、焦る事無く淡々と準備は進んでゆく。

もしかしたら、PAのセットをしている僕が一番あたふたしているかもしれない。

そんな中でも写真は撮らなきゃ!

アクアパッツァ用の鯛

赤ワインをなみなみと注いだ瓶(日体大の荒木教授が奄美から運んで来た瓶をお借りしている)を守る照明の三浦さん。

野菜たっぷりのテリーヌ。

そして予定通り5時には開演!

まだ外は明るい。

今日は永島さんのソロアルバム「Mind's Eye」の発売日。

ぎりぎりの進行だったため、驢馬駱駝に直接プレス工場から届けてもらった。

僕らも見るのは始めて。

演奏も2ndステージはこのアルバムから4曲演奏した。

ひときわ大きな拍手をいただく。

サーモンの南蛮漬け

煮豚煮玉子

彩桜豚のローストポーク

そして無事終了!

閉会の挨拶となる。

お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

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「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーションvol.X」リハと打ち合わせ

2014-02-18 20:35:28 | 今日一日

龍雲のアレンジ、取りかかれないまま「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーションvol.X」のリハ日となってしまった。

今回は永島さんのソロアルバム「Mind's Eye」の発売日なので、三回ある音楽コーナーの、真ん中を丸々永島さんのコーナーとする。

僕の方の選曲は楽かと思ったら、存外、逆に難しくなった。

あれもやりたい、これもやりたい、というわけだ。

リハ当日まで悩み、みんなが集まってからもさらに変えるはめに。

 

でもリハの雰囲気は良い。

永島さんの曲は難しいのだが、それもいい感じ。

 

リハ終了後、金ちゃんと打ち合わせるために東中野へと行く。

前回も行ったカレーのお店、タラキッチンで待ち合わせ。

カレーを食べながらの打ち合わせとなる。

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アレンジの日々・・のはずが

2014-02-15 17:47:02 | 今日一日

韓国から帰って来たら、永井龍雲の新アルバム用の曲をアレンジするはずだったのだが、

いろいろな雑用が待っていて、なかなか取りかかれずにいた。

2月22日の「二人のシェフ~」のためのリハーサルや打ち合わせもしなければならない、

その日に発売する永島さんのニューアルバム用の宣伝ポストカードも作らなければならない・・

 

とりあえず、こんな風に出来ました。

 

 

今年いただいたチョコレート、特にかわいかったやつ。

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韓国ミーティング後編

2014-02-14 16:46:58 | 今日一日

翌日は韓国でのマネージメントをお願いしている、シルバートレイン社のイ代表とのミーティングの日。

11時にホテルホテルロビーで待ち合わせ、まず昼食を近くのレストランでとる。

韓定食も高級なお店で食べると、グローバルな味になるようだ、韓国らしさは失われてゆく。(美味しかったけれどね)

 

食後ホテルに戻り、ホテルのミーティングルームで打ち合わせ、今年一年の計画を立てる。

二冊目の楽譜集の発売や、レコーディングの計画にまで話は広がり、気がついたら3時間以上ミーティングをしていた。

 

ミーティングが終わって、夕食までには少し時間があったので、シルバートレインの事務所を見学に行く事にする。

金浦空港とソウルの間ぐらいにある事務所では、退社時間を過ぎたのに、スタッフがみんな残っていてくれて、出迎えてくれた。

よく整頓され快適な空間は、至る所にアコースティックカフェのポスターが貼られている。

僕が来ると言うので、急遽貼ったのかもしれない。

なぜか一昨年、楽屋で飲み物をとる際に使用し、名前や絵を描いたプラコップが飾られていた。

食事には、通訳として、友人として親しくしているたかちゃんも駆けつけてくれる。

彼女は今はサムソンに勤めているので、なかなか通訳もしてもらえないし、遊ぶ事も出来にくい。

食べるのは僕のリクエストでサムギョプサル。

魚や白子の入ったチゲ。

今回通訳をしてくれた渡辺さんとイ代表、僕。

キムチを肉の油が流れる方に置き、焼きながら食べるこの形は始めて。

焼かれたキムチもうまかった。

 

翌日、9時にロビー集合、いつものアジョシの運転で金浦空港に。

日体大の荒木教授と待ち合わせ、同じ便で帰る。

今日は韓国での小正月。

この日に韓国ではクルミなどの固いものを食べる。

早く着きすぎたため、イベントの開始一番目のお客様、と言う事で記念写真を撮られる。

日本は大雪の日、着陸できるのか不安だったが、なんとか無事着陸。

この後の便は、徐々に欠航となっていったから、ラッキーだった。

 

 

 

 

 

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韓国ミーティング

2014-02-13 02:04:32 | 今日一日

永島さんのCD、印刷物の入稿を明け方4時半に終える。

今日はミーティングで韓国まで行かなければならない、眠いが最低限の用意を始める。

今回は、今年度の韓国でのコンサートのスケジュールや、秋には発売しようとしているAcoustic Caféのニューアルバムの打ち合わせ、

そして、韓国内で徴収されているはずの僕の楽曲の著作権使用料が、ちゃんと分配されているのかを調べてもらっている方からの報告、今後の方針を決めることなどが主目的だ。

 

日体大の荒木教授も、ちょうど合わせるように訪韓している。

荒木教授と、韓国の体操協会の方(元体操のオリンピック選手)とで、認知症の方のための体操を作ろうとしていて、

その音楽を僕が書かせていただく事になっているのだが、その打ち合わせもかねる事となった。

 

写真は羽田を発ち、伊那の上空。

遥か向こうに見えるは飯田市あたりか。

韓国上空は雲に覆われていた。

ANAで行くのは久しぶり。

機内食も久しぶり。

 

夕方、金浦空港着。

韓国でマネージメントを任せているエージェント、シルバートレインのソンミ代表と、今回通訳をしてくれる、渡辺さんが迎えに来てくれる。

渡辺さんは何度もコンサートを聴きに来てくれ、一緒に食事にも行く間柄なので、気心も知れていてとても楽だ。

まずは荒木教授が待つ、ソウルからは1時間ほどのソンナムの南、ブンダンへと向かう。

運転は、いつものアジョシ、韓国全土彼の運転でコンサートをして回っているから、これも心強い。

今晩は、荒木教授と韓国体操協会のハンさん、チェさんとのミーティング、僕のエージェント、ソンミさんにも立ち会ってもらう事にしたのだ。

 

荒木教授達とのミーティングはあっさり無事に済む。

僕の作ったデモテープも好評だったようで、一安心する。

早くもデモテープを流しながらの、ハンさんとチェさんによる体操の動画が作られていた。

 

ブンダンのホテルに泊まる荒木教授と別れ、ソウルへと戻る。

今回のホテルはプラザホテル。

ちょっと良すぎない?

 

ジュニアスイートをとってくれたらしく、入り口の扉がなんと両開き・・・

中から見るとこんな。

なんか落ち着かないなあ・・

しかも部屋に入り、カードキーを差し込むと明かりがつき、窓のカーテンが自動で両側に全開する。

ここは衣装掛け。

大きな浴槽。

ベッドルームとリビングの間の扉もガラス張り・・

でも寝不足のため、ぐっすりと、久々8時間眠れた。

 

 

 

 

 

 

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永島広、Soloアルバムリリース!

2014-02-12 20:22:36 | お知らせ

2月の頭から永島さんのアルバム制作が始まっていた。

2月22日の「二人のシェフと三人のミュージシャンによるコラボレーション」で発売しようとしていたから、

一月の末からはレコーディングできるよう計画を立てていたのだが、結局開始は2月の1日からになり、

万全を期したつもりも、永島さんも僕も忙しく、果たして22日に間に合うのか不安だった。

毎日夜遅くまで頑張り、なんとか12日の閉めきりに間に合ったが、ジャケット入稿が本当にきつかった。

 

時間はなかったが、出来は本当に素晴らしい。

永島さんが、今までソロアルバムを作ってこなかった事が残念でならない。

これからはせめて1年に一枚ぐらいのつもりで、たくさんの曲を作ってほしいと心から思う。

 

とにかく大人のアルバム。

哲学的な意味で観念的な楽曲や演奏は、何度聴いても飽きる事が無い。

 

"Mind's Eye"   Hiroshi Nagashima


1. Entice   5'36"
2. Mind's Eye   3'16"
3. from the ground up  3'57"
4. Indulgence   5'48"
5. Tears of Eurasia   7'23"
6. Llorando con la lluvia  ~ Crying with the rain ~  7'22"

All Music Composed & Arranged by  永島 広 / Hiroshi Nagashima

Produced by Hiroshi Nagashima & Norihiro Tsuru

永島 広 / Hiroshi Nagashima : Guitars, OUD, Percussion & Synthesizer Programing
ツルノリヒロ / Norihiro Tsuru : Violin
Ayako                                  : Cello
大石 智紀 / Tomonori Ohishi : Percussion

 

以下レコーディング風景

とにかくエレキギターの音がいいのよ!

演奏も素晴らしい。

ウードも本当にうまい!

チェロのAyakoと綿密な打ち合わせ。

パーカッションの大石君は、ツルスタに入りきれないほどの楽器を持って現れた。

 

発送は22日以降となるが、

お申し込みは tsurunorihirofc@gmail.com で受け付ける。

折り返しメールで振込先などをお知らせする。

1枚税込み2,100円

3月末までは国内送料無料、それ以降は180円(ただし何枚でも)の送料がかかる。



 

 

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大雪ライブ・・・

2014-02-08 23:53:00 | 今日一日

昨日、7日はシンガーのTomo_yoさんのバースデイコンサートに、ゲストとして出させていただいた。

「Bright Hours」と「All on a Sand Dune」を演奏し、Tomo_yoさんのオリジナル曲で、

ご両親への感謝の気持ちを歌にした「For P&M」を共演した。

Tomo_yoさんは声に魅力があり、歌もうまい。

これからも頑張って、是非、花を開かせてほしいシンガーだ。

 

そして一夜明け、今年最初の「ツルノリヒロ 音の旅人コンサート」

なんと!

大雪となってしまった・・・・

予報から「大雪」と、さんざん脅かされていたから心配はしていたが、

ここ一年ほど、気象庁はわりと大げさに注意する傾向を感じていたので、ここまでとは思っていなかった。

 

今回はパーカッションの大石君にも参加してもらうので、行きに寄ってもらい、彼の車に販売物など荷物を積んで行く事になっていたのだが、

長岡生まれで、雪道には慣れている彼が、四駆スタッドレスで、「思ったよりも道路の状況が良くない」と言う。

ツルスタから幹線道路を選んで、ライブハウスのある赤坂へと向かったが、確かに周りは雪国の風景となってしまっている。

「東京の風景じゃないですよね」大石君が言う。

ここまでになるのは確かに久しぶり。

さらに風が強いため、たびたび進む先がホワイトアウトしてしまい、まるで吹雪の中を走っている感覚となる。

 

ギターの永島さんと、チェロのAyakoに連絡を取りながら向かう。

永島さんのの機材は、昨日から預かっていたので、彼は荷物を持たずに会場に向かっているが、

Ayakoは大きなチェロを抱えて向かっている、どうやら家を出たところでチェロを持ったまま尻餅をついたらしい、

永島さんは無事着いた、とメールをもらった頃、Ayakoよりもちょっと早く赤坂駅の近辺に着いた僕らは、

そこから店までの坂を心配し、地下鉄の出口で彼女を待つ事にした。

車の外に出て、場所をメールしようとしたのだが、まさに吹雪で、吹き飛ばされそうになってしまう。

さらに、指あき手袋でメールを打とうとしたのだが、風でたちまち体温が奪われ、指先の感覚が失われてゆく、

結果。「五番出口で待っています」と打とうとして「五番出口」と送るのがやっと。

なんとかAyakoとも遭遇でき、お店に無事たどり着く事が出来た。

 

この時点で、「はたしてお客さんは来れるのか!」という現実に直面する。

実際前日から、雪が不安なので、とキャンセルが入っていたから、ある程度覚悟はしていたのだけれど、

お店に着くなり次々と入るキャンセルの連絡・・・・

電車やバスが止まってしまっているのだから、これはどうしようもない。

それでも、半数近くのお客様がいらしてくれた。

本当にありがたかった。

 

来てくださって方々、来たいのに来れない、と連絡をくださった方々、

みなさん、ありがとうございました。

 

ライブ風景。

前にも書かせていただいたが、

お店のオーナーはツルスタお隣の津田さんご夫妻。

この悪天候にも臆する事無く、ライブを施行してくださりありがとうございました。

是非、もう少し暖かくなったら、リベンジさせてください。

 

 

 

 

 

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