恐怖の一週間

どうやら、恐怖の一週間が始まるようだ・・

今日明日はツルスタで松原健之さんのリハ、
青年館の時と編成が違うので、かなり大変。
そして明後日31日、朝飛行機で金沢に飛び、コンサート。
翌日１日朝一番で東京に戻ってくるが、その日は西島三重子さんの
六本木STB139でのライブで、羽田から直行しなければならない。
楽器、機材もかなりあるので、羽田に機材を積んだ車を停めておき、
持って行ったバイオリン、アコーディオンなどを積み直行する。
２日は３日からの、奈良、橿原神宮での「日本神話、語り舞台」の為に
機材車に楽器を積み込み、３日は朝から奈良へと出発する。

先週一週間は、西島さんのリハ、松原さんの入れ替えとなる曲のアレンジ、と
忙しかったが、まだよかった・・

こう毎日違うステージだと、楽譜や機材、衣装など、
すべて最初から考えておかなければならないから恐ろしい。
西島さんのステージ用のものは、金沢に出発するときには
車に積んでいなければならないわけだ・・・

絶対何か忘れそうだなあ・・

もっとも、７月にはもっと厳しい一週間、いや、十日間が待っている。

トレーニングしなきゃ・・

写真はバリ島
バリアガの村トルニャンからの帰り

DVD発売記念ライブ

画家の玉神輝美さんとのコラボレーションDVD、その発売記念ライブが決定した。
４月２３日金曜日、場所はJR東中野駅２分のところにある、パオ コンパウンドというビルの９階、
驢馬駱駝（ろまらくだ）というライブスペースだ。
以前ボーカリスト、シータθさんのステージを聴きに行き、いっぺんで気に入ってしまった。

もともとここには、パオというエスニック料理の店が、日本家屋を改造して営業していたのだが、山手通りの拡張工事に伴い取り壊されてしまった。
好きな店だったから残念に思っていたら、しばらく経ち、９階建てのビルとしてよみがえっていた。
１階にはアフガニスタン料理の店パオが入り、２階にはギャラリー、そして９階にライブスペース兼バー「驢馬駱駝」がある。

当日は、玉神さんのライブペインティングや、僕らの即興演奏をメインに、DVDに使われた楽曲の演奏や、
開場から開演までの間には、完成したDVDを流す予定。

メンバーは玉神輝美（ライブペインティング）ツルノリヒロ（ヴァイオリン／キーボード）永島広（ギター／ウード）
Ayako（チェロ）山本"P"恭久（パーカッション）
18時30分会場　19時30分開演。
前売り当日、共に4,OOO円

皆さんお誘い合わせの上、是非いらしてください。
予約受付などは03-3954-7664まで、FAXか留守電で。

たまには息抜き？

友人の金子夫妻と、４月２３日のライブの打ち合わせをかねて食事。
二人がまだ一緒になる前からの付き合いだから、３０年来の友人ということになる！
奥様のベティさん（日本人だけど）は、ここ一年、僕のマネージメントを手伝ってくれている。
ご主人の金ちゃんは、建築設計家。
僕のステージで、オブジェがあったら、それは金ちゃんの手作り作品だ。
今度の２３日は美術監督的な役割に携わっていただく。
今日は次男の季生（としき君、なんと、僕と誕生日が一緒！！）君も参加。
若者はよく食べる！
そして太らない！
うらやましい・・・

写真は金ちゃんと、季生君。

龍雲レコーディング中盤終了

龍雲のレコーディング、中盤戦が終了。
本日Ayakoのチェロ入れで、僕以外のダビングは終了。
龍雲の歌入れも終わった。

次は、僕の残っているダビングと、トラック整理、
そしてトラックダウンが待っている。

写真は「バリに生きる」というドキュメンタリーに出演させていただいた際、
ロケで訪れた、バリの風景。

龍雲レコーディング中盤戦

龍雲のレコーディング、中盤戦が始まる！
昨日はサックス、ウィンドシンセの河野さん、ブルースハープのありちゃん、金武君のパーカッションを録り、
最後に龍雲の歌録りを開始する。
今日は恵太のピアノ録りから歌録りへ。
合間に自分のバイオリンやアコーディオン、笛などの録音をする。
ものを作る、という行為は、本当に素晴らしいことだと、今更ながらに改めて思う。

写真は、「For Your Tears」のジャケ写撮りの舞台裏。
このジャケットは、どうやって撮ったの？
という質問を良くいただくので、

こうやってアクリル板の上に紗幕を引き、その上に三人寝そべって撮ってもらったのです。

写真に写っているカメラマン、夏井麻子さんのアイディア。
ここ４年、ほとんどすべてのステージを彼女に撮っていただいている。
韓国にも同行してもらい、貴重な、濃い写真もとっていただいているのだ。

今日一日

龍雲氏のレコーディング前半終了。
後半のダビング、歌入れまでの間に僕のヴァイオリンや笛、アコーディオン、シンセサイザーなどを出来るだけ入れておかなければならない。
あと、チェロとヴァイオリン、弦カルのアレンジかあ・・

そんな中、身体がガチガチになっているので、整体の治療を受けに荻窪に行く。
だいぶ良くなっていたのに、ここ一連のハードスケジュールで、少し後退してしまったようだ・・
鍼灸を受け身体中グダグダになる。

ところで、Yuo Tubeにアップされている「Last Carnival～一人のワルツ～」ソウルでの録画３月11日ヴァージョンが、半年で12,000回の視聴を超えた。
今までは韓国からの視聴が圧倒的に多かったのだが、最近ではアメリカやイギリスを始めとするヨーロッパからの視聴が増えている。
このような感じで、世界各国に増殖して行ってくれると嬉しい。
いつかは、その国でのコンサートも実現するかもしれないから。
この曲を弾く映像も、韓国の方ばかりだったのが、白人のデュオの映像がアップされてきた。
楽譜は韓国内では多数出回っているようだけれど、（僕は許諾していない）
このデュオは僕らの映像からコピーしているようで、フィンガリングなども僕と一緒だ。

写真は中国欄州の空港、待合室の窓から見る朝焼け。
窓の外に広がる景色を、内側から撮るのが好きだ。
「窓の外の幻想」
好きな言葉でもある。

レコーディング

大阪からとんぼ返りして、その足で下北沢の音倉へ。
ひな祭りコンサートで綺羅さんのサポート。
次の日からは龍雲のレコーディングがいよいよ開始！
全11曲、全日までにあらかじめアレンジをし、ベーシックを打ち込み、
初日二日と金武君のドラム、河合さんのベースを録る。
アレンジャー、演奏者、ミキサー、すべてをやるのにも馴れてきた。（馴れていいのか！！）
三日目、ギタリストの笛吹さん、そして、昨日はギタリストの久保田君の録音。
とても良いものが出来そう。
楽しみだ。

写真はギタリストの久保田君。

大阪

仕事で大阪へ行く。
新幹線にはバイオリンを持ち込めるが、国内線の旅客機には持ち込めなくなってしまった。
バイオリンやチェロと言った弦楽器は、気温差や気圧の変化に弱く、知り合いのチェリストはイギリスからの帰り、
楽器を預けてしまい、表板が割れてしまったことがあった。
かなり高価な楽器で、その落ち込み様は傍から見ていても辛かった。
楽器は人間よりもかなり長生きで、値段の問題というよりは、後世に伝えて行くべき文化的な財産を守る、
という問題かもしれない。

仕事は早めに終わり、難波へと繰り出す。
「難波は、街そのものがテーマパークのようだ」と友人が言う。
ジャンクフード（串カツやたこやき）の屋台をはしごし、御堂筋の銀家へ。
以前、浅野温子さんの日本神話で１０日ほど大阪にいた時、パーカッションの大石君と感激した店。
今回も大満足！
鯛飯屋なのだが、何でもすべておいしいし、気の利いたもてなしが嬉しい。
今回はしめに鯛雑炊をいただく。
おいしかった！

写真は太刀魚のお造り。
大きさといい、味といい、絶品！

お知らせ

20年来の友人で、
30本以上のドキュメンタリーに音楽をつけさせていただいている、
監督の田淵俊彦氏から以下の様なメールをいただいた。

都留様
お世話になっております。
放送のお知らせです。
テレビ東京で放送させていただいておりました
「世界秘境全集・傑作選」がBSジャパンでレギュラー放送されることになりました。
4月7日(水)スタート！　毎週水曜日20時から21時までです。
益々、ツルワールドに嵌る視聴者が続出することでしょう！

嵌っていただける視聴者が、続出したら、こんな嬉しいことはない。

写真は敦煌に旅したとき、蘭州からプロペラ機で、６時間かけて向かう窓から。
見渡す限りの砂漠。
僕の３rdアルバム「千の砂漠の夢」はこの旅から生まれた。