まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。
司馬遼太郎「坂の上の雲」のでだしです。昨年末、NHKのスペシャルドラマで放送していて、初めて「坂の上の雲」というものに触れました。昔親戚の叔父さんに「是非読むように」と言われたのだが、8巻くらいまであるので、読む気がしませんでした。ドラマをみて、今読んでみようと思いました。なぜなら続きは今年の年末まで放送しないからです。
正岡子規が出てくるのですが、正岡子規という人物の事もよく知らなかった。国語の授業で少し習った「怖い顔の文学の人」と言う程度のものでしかなかった。野球を愛し、人生を楽しく生きようとする作中の子規の姿に共感を持ちました。学問と言うものは学校を出てからまた学びたくなるものなのでしょうや。
先日ラジオを聴いていたら、子規の好物の桜餅が、向島長命寺裏の山本屋である。と紹介していました。
21歳の頃に長命寺に滞在していたそうで、この桜餅をこよなく愛したそうです。
長命寺裏の山本やさん。おいしかったです。危うく代金を払うのを忘れるところでした。
長命寺内にある「芭蕉雪見の句碑」
いざさらば雪見にころぶ所まで
深いね。深深と積もる雪のように・・・。東京は2月1日雪が積もりました。「えんぴつで・・・」の方は、いまだ旅たたず・・・。
港署・少年課長の歌の碑 読んだらモハメド・アリを一瞬思い出しました。