今年もよろしくお願い申し上げます。
90回目の継走、箱根駅伝は、母校日本大学が総合7位で5年ぶりのシード権獲得。
うれしい年明けとなりました。
前回の予想オーダーのほとんどが当然ながら当たりませんでしたが、5区キトニーの起用を当てました。
が、結果は床宗さんの指摘通りの区間10位、順位も8位から10位にさげることとなりました。
が、キトニー選手だったから日大鬼門の5区をこれだけのロスで切り抜けられたと考えたいです。
山梨のオムワンバが棄権して、留学生ランナーを起用している大学は拓殖と日大の2校、結局、D・モゼがごぼう抜きしようが、キトニーが不発でも、両校とも似たような成績でした。
でも今回は日大の選手が自信になったことでしょう。
90回大会は、こういう書き方は好きではありませんが、日本人選手が頑張りました。
2区の森谷選手、3区の竹ノ内選手10区の高松選手、好走が光ってのシード権。
今年は安心して一年を過ごせます。
幾度とでてくる、日大の留学生起用。今回の箱根駅伝で、もう一度考える機会がでてきたのではないでしょうか?
サイモン・ダニエル・ベンジャミン・キトニー
特にダニエルは、人柄・実力ともに日大を支えてくれた功労者だと感じます。留学生ランナーから学ぶべきものもいっぱいあったはずだし、僕ら外野の人間も、遠い異国の地で孤独に耐え、必死に学校の為に走ってくれる選手に、外人ランナーという偏見から、日大の仲間という意識を芽生えさせてくれました。
それはわかっている。
しかし、今年の箱根を観ていたら、いつもより楽しかった。
2区で上位に一気にでてきてもその後沈む日大を見続けてきたので、今年の森谷選手の力走がうれしかった。
田村主将欠場の穴を埋め、往路・復路ともにチームが一つになり、襷を繋いだ今回のレースが楽しかった。
Numberにも書いてあったが、日大という箱根伝統校としてのプライドを取り返すために、留学生から卒業する時がきたのではないかと。
近年の大学駅伝は、学校の力の入れようは凄まじくスカウティング、選手育成両面で大変だと聞きます。
いい選手を獲得すると同時にまだ無名でも可能性を秘めた選手をみがきあげる育成面両面をこなせないとこの箱根駅伝を征することは難しいでしょう。
箱根の神様もびっくりするほどの熾烈な箱根への道ですが、母校日大の更なる躍進を祈るばかりです。
2ne