北安曇野も随分春らしくなり、明るい光が眩しい。
林に中の雪も大方消え、マンサクの黄色い花が咲いている。
春一番に咲くから、まんず咲くが訛りマンサクになったとか。
春早く咲く樹の花は黄色が目立ち、ダンコウバイ・アブラチャン・サンシュユ・レンギョウ等が咲き始める。
今朝は霜柱立つほど寒い朝だったのに、蜘蛛が巣を構えていた。
もう野山は完全に春、着替えの下着の袖にハチが潜り込み、薬指の付け根を刺されてしまった。
刺されたところを口で吸い出したが、これはあまりにも危険すぎる行為なのかもしれない。
今のところ腫れもせず、周囲が赤くなっているだけで済んでいる。
体長2センチ程の小さな蜂で、正面から見ると丸く黄色い斑があり、コアシナガバチによく似ている。
羽をつまんで見てみると、お尻から針を出したり引っ込めたりしている。
下着に潜り込んだ蜂に、慌てて脱ぐと数ヶ所も刺されてしまうことがあるが、先に完全に殺すより避けようがなく、洗濯物を取り込むときに黒っぽい下着は、念入りに点検するより他に方法がないと思う。
晩秋の頃の洗濯物は注意しているが、それにしても春4月には気にもしていなかった。