つれづれ人の日々

暇に任せてのブログ、怠け者の私でも2・3日置き、いやいや4.5日置きなら何とかなりそうです。

花の旅 '14/04/07~08

2014-04-10 21:45:57 | 旅行

季節は春、夏以来の福井、桜は満開をやや過ぎ、ひとつふたつ花びらがチラリと舞う中の食事は、話も弾み楽しく美味しく頂い た。

今回ははなきち二人様のお宅に泊めて頂き、二日間付きっきりでお世話になり、この辺りの山に掛けての花については 、並ぶ人のいない友人にも案内して頂き望外の幸せだった。

出発前夜は19時ころまで雪がチラつき、早朝は温度も下がり小谷 温泉まで氷点下の山道を走るには随分緊張を強いられた。

 

福井市郊外のカタクリの小道をたどれば、白い粉をま ぶした様な浅黄色の孟宗竹が日差しに映えていた。

孟宗竹は北安曇野には見当たらず、こんなに美しいとは思ったこともな かった。

トキワイカリソウの白い花の中に、花弁の先だけ紅を差した株があった。

山陰地方には赤いトキワイカリソウが 咲き福井嶺北地方以北は白花となり、中間点のこの辺りは花色に変化が多くなる。

孟宗竹の小道

トキワイカリソウ

 

坂井平野の里山には細い葉をしたシュン ランが頼りなげに咲き、藪椿が濃厚な色を散りばめていた。

その雪解け水が滴り落ちる斜面には、ナガハシスミレやスミレ サイシンが咲き乱れている。

この里山も御多分に洩れず、イノシシ対策のフェンスが張り巡らされ、気軽には散策出来なく なってしまったようだ。

ヤブツバキ

ナガハシスミレ

カタクリ

 

越前海岸の山には、ユキツバキ、簪のようなキブシの花が下がり、雪国独特の大きなキクザキイチゲ、 ミヤマカタバミが咲き、鋭いとげ状の針をもったオオイワカガミの照葉が輝き、ピンクの蕾を抱いていた。

長年探していた キンキマメザクラの花にも会う事が叶った。

キブシ

キクザキイチゲ

ユキツバキ

 

二日間お天気にも恵まれ、目的の花にも会え、お二方様には心から感謝しても し尽くせない日々だった。

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