一番早く咲くタマガワホトトギスは、その頃桜の果実が熟し、やって来た猿がついでに御馳走になっていってしまう。
稲の稔る今頃も、庭に入り込みせっせと食べてしまい情けない思いをしている。
四六時中見張っているわけにはいかず、多勢に無勢でどうにもならない。
ジョウロウホトトギスなんぞは、フウチソウに隠れてしまい、咲いたのか食べられてしまったのか判然としない。
ホトトギスは花の変化多く、他にピンクや黒っぽい色がある。
ヤマジノホトトギス2種、比べると姿が随分違い同じものとは思えないが、花の形はよく似ている。
芽出しの頃は斑入りがはっきりしているが、今頃になるとぼんやりしてしまう。
タイワンホトトギス、育て始めてから20年近くになり、ほっておいたら庭中に広がり、近所にあげたり抜いたりするがとっても追いつかない。