農業用水を通すため開削された短くて狭い谷、今頃になると太陽が谷に沈む。
お昼に歩くと逆光になってとても眩しく、切通から落ちた岩がごろごろしていて危険な道。
そんな処にカモシカがいて遭遇率がかなり高く、どうにかすると三頭ほどもいたことがある。
今日も一頭が行先に、とうせんぼでもするようにじっと動かない。
おとなしい動物だけど、仲間と争っているときはシューシューと息を吐いて威嚇し迫力がある。
なるべく刺激をしないよう、よそ見をしながら近づいて行ったら、やっと道をあけてくれた。
この小さい谷は、時々意外な鳥に出会うことがあり、ハギマシコ・オオマシコ・ウソ・カヤクグリ等を見たことがある。
それ以来、時々チエックしているが、今日はベニマシコ雌・ジョウビタキ雌・コガラだけだった。