つれづれ人の日々

暇に任せてのブログ、怠け者の私でも2・3日置き、いやいや4.5日置きなら何とかなりそうです。

10数年ぶりの天狗の庭

2015-07-22 16:57:38 | 草花

白馬大池から新潟側に下ると、小さな石灰岩地帯が開けます。

以前から比べると、整備されたというのが正しいのか、破壊されたといったらよいのか、いずれにしても随分歩きやすくなったのは事実です。

小さいながらも、展望の開けた気持ち良い所です。

昨日は、はなきちさんご夫妻と白馬のkさんご夫妻と、新潟蓮華温泉から登りました。

私たち夫婦は足が遅くてご迷惑をおかけしました。

 

そこで見たタカネナデシコは色鮮やかで、普通は花弁が5枚ですが、6弁の花弁で基部が広くすっきりしています。

タカネナデシコ

標準の5弁花、花弁の基部が広く豪華な感じです。

タカネナデシコ

ホソバミヤマシャジン、愕の裂片にとげ状の鋸歯が見られず、花柱が花弁から突き出しています。

ホソバミヤマシャジン

ホソバヒメシャジン、画像が小さくて愕の裂片が判然としませんが、小さな鋸歯が見られます。

ヒメシャジンはミヤマシャジンの母種です。

花柱は花弁と同程度の長さです。

ここでの草付きでは親子関係にある2種を、同時に見ることができます。

ホソバヒメシャジン

次の2種はちょっと花形が違っています。

以上のシャジンはいずれも葉が細くホソバミヤマシャジン・ホソバヒメシャジンと呼ばれています。

ホソバヒメシャジン

ヒメシャジン、色が若干淡色ですが愕の裂片に鋸歯がはっきりと見られます。

葉の広さは中間位で、ホソバかどうかは判然としません。

ヒメシャジン