白馬大池から新潟側に下ると、小さな石灰岩地帯が開けます。
以前から比べると、整備されたというのが正しいのか、破壊されたといったらよいのか、いずれにしても随分歩きやすくなったのは事実です。
小さいながらも、展望の開けた気持ち良い所です。
昨日は、はなきちさんご夫妻と白馬のkさんご夫妻と、新潟蓮華温泉から登りました。
私たち夫婦は足が遅くてご迷惑をおかけしました。
そこで見たタカネナデシコは色鮮やかで、普通は花弁が5枚ですが、6弁の花弁で基部が広くすっきりしています。
標準の5弁花、花弁の基部が広く豪華な感じです。
ホソバミヤマシャジン、愕の裂片にとげ状の鋸歯が見られず、花柱が花弁から突き出しています。
ホソバヒメシャジン、画像が小さくて愕の裂片が判然としませんが、小さな鋸歯が見られます。
ヒメシャジンはミヤマシャジンの母種です。
花柱は花弁と同程度の長さです。
ここでの草付きでは親子関係にある2種を、同時に見ることができます。
次の2種はちょっと花形が違っています。
以上のシャジンはいずれも葉が細くホソバミヤマシャジン・ホソバヒメシャジンと呼ばれています。
ヒメシャジン、色が若干淡色ですが愕の裂片に鋸歯がはっきりと見られます。
葉の広さは中間位で、ホソバかどうかは判然としません。