つれづれ人の日々

暇に任せてのブログ、怠け者の私でも2・3日置き、いやいや4.5日置きなら何とかなりそうです。

いつまで経っても、見分けられない蝶もいる。

2020-08-16 11:01:58 | 

蓮華岳から爺ヶ岳登山中、超一級のミヤマモンキチョウを見つける。

息も切れていたせいか、体が安定せず後ピンになってしまった。

ポジフイルムだったので、2泊3日で5本位しか持たず、貴重な品だった。

それにしても、たった一枚しかシャッターを切らないなんてどうにかしていた。

その後も山行きを繰り返していたが、2度と会うことはなかった。

ミヤマモンキチョウ

近くの林には、初夏になるとゼフイルスが現れ、テリトリーを警戒していた。

他の蝶が接近すると、素早く飛び出しキラキラ輝きながら卍飛行を繰り返している。

ジョウザンミドリシジミ

近くの河川敷の土手には、ツメレンゲが自生し、黒くシックな姿を見せる。

クロツバメシジミ

この蝶も希少な蝶だけど、今やデジタルの時代、数打てば必ずヒットしてくれる。

ベニヒカゲ

八方尾根は蝶が多く、高山蝶も姿を見せる。

クモマヒカゲ

シジミチョウは、見ただけではなかなか同定が困難。

この蝶もヒメシジミか、アサマシジミか未だにわからない。

アサマシジミであってほしい。

一枚目の蝶は、翅の縁の毛が長いかなあー。

2枚とも翅の色が、紫ぽいなあー。

花は全体に小型なので、ハッポウタカネセンブリと思う。

これもややっこしい。

田んぼの縁に蝶が屯している。

ヒメシジミ

 

 


ホタルブクロ

2020-08-15 16:28:44 | 草花

庭で育てていたホタルブクロは、ヤマホタルブクロがほとんどだった。

信濃大町では、ホタルブクロを見ることはなかった。

区別は萼片の間に、反り返った部分が見られない

ここまでは植栽。

八方尾根 黒菱

この花は低地にあるものと、ほとんど同じ。

八方尾根。

花の色も濃く、葉は小型で縮れている。

市販のイシダテホタルブクロ。

鉢植えになっている。

購入するのなら、なるべく背丈の低いものがいいと思う。

 

 


ハッポウワレモコウ 何となくモヤモヤ

2020-08-14 10:24:46 | 草花

今は、なかなか見られない地味な花だけど、

見つけると思わずワレモコウと、呟いてしまう。

高ポッチ高原に咲く

花穂には鱗片が多数あり、目立たない伏毛がある。

散歩道の土手(信濃大町)に咲く

茎青く疎らな毛が見える。

八方尾根に咲く

以上2枚、鹿島鑓西谷出会に咲く

ミヤマワレモコウは、花穂が少し長く、蕊が萼片より少し出ている。

 

そしてハッポウワレモコウ

八方尾根に咲く

八方尾根に咲く

花穂は直立するとあるから、これら2枚の画像はカライトソウなのかも。

八方尾根に咲く

調べる気力もなく、トンボと分類されていた花。

八方尾根に咲く

これは、間違いなくカライトソウ。

 

 

 

 


八月の山

2020-08-13 12:39:58 | ポジフイルムより

商売をしていた頃は、お盆過ぎくらいしか休みが取れなかった。

それもちっぽけな休み、夜道を走り車中泊。

そして一泊して帰途に就く。

お盆過ぎとは云っても、山小屋はかなりの混雑。

頭の両脇は足という程ではなかったが、良くは眠れない。

ロープウェイ発着場近く。

樹々の間に西穂がのぞく。

西穂高小屋までは、そんなに急登はなく短時間で小屋にたどり着く。

風強く、今にも雨になりそうだったが、夕刻には穏やかな天気になった。

独標近くの岸壁に咲くチシマギキョウ。

この画像は、一度使ったことがある。

眼下に梓川が流れる。

尾根からの下り道、この時期の山は暑いの一言に尽きる。

まだデジタルカメラがなかった時代、ニコンとコンタックスを使用していた。

以上の画像は、ライトボックスにフイルムを置いて転写したもの。

富士フイルムベルビア使用。