お久しぶりです。今回はMSXBASICの8進数のことを書きます。
8進数は0~7までの数で表しますが、種類や個数にしたい場合はn+1にします。
すなわち0からではなく1~8までにすることができます。
例えば0桁などはありません、そういう場合に+1にします。
これは16進数などの形式でも使うことがあります。
8進数は使わないかたもいるようですが、そんなことはないです。
例えば何かのスイッチ(ON/OFF)に使います。
例えばここでは階段のスイッチのような操作をしたりできます。
わかりやすく行番号にしました。
10は1階です。20は2階です。
1階であればスイッチを押すと+3されて100(イチゼロゼロ)で階段灯が点灯になります。
そして下の10行は点灯している場合にビットをリセットします。
このように8進数で電子回路を作ることができます。
ゲームで言えばトラップを作ったりする時に
仕組みを変えて2つの場所のボタンを押すと
100で扉が開くようなことをしたい場合にも使えます。
例えばバーミッションでは111111111は777と9ビットで構成されていますが、
キリが悪いので、これは属性の設定の一部だろうと思います。
隠されているのは管理用の属性で合わせると12ビットかもしれませんね。
MSXはSCREEN5のパレット色指定とかスプライトとか8進数に関するものや
画面幅が狭いマシン語モニタではアドレスを0~7まで、8~Fまでに分けることがあります。
98や88ではCOLOR7が最大だったり、古いパソコンではよくあることですね。
昭和時代の日本人は英語が国民に浸透していなくてABCDEFとうまく発音できないかたも多かったです。
たとえば「ビーィ」「シーィ」「ディー」「イー」と母音になるので
「ディー」を「デー」という名残もあります。
日本人に不向きな16進数ではなくて8進数がわかりやすいと思います。