うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

狭いようで広く、広いようで狭いよ東京

2005-09-10 19:28:51 | 雑記
昨日の記事(「オカジューの夜」)で「自由が丘をオカジューとか、吉祥寺をジョージとか、池袋をブクロなんて呼ぶ人には、生まれてこのかたお目にかかったことがありません。」と書いたら、おミヤさんから「ウチの彼と彼仲間、ブクロって言ってるわ」というコメントが…(ノ∀`*)アチャー。やってもーたー!という感じである。その一文だけならまだしも最後に「カッコつけてるようで、ダサさ爆発だもんな…」というトドメまで刺してある。ああもう、いろんな人が見てるんだから下手なこと書くもんじゃないな…。

まぁそれはおいといて、おミヤさんはコメントの続きで「東京タワーを中心に、回りに新宿とか渋谷とか池袋が広がってると思ってたし。放射状に…」と書いていた。さらに「中国地方の現状から、全て歩いて行ける場所にあると思ってた辺りが福山人って感じでね…」という。いやいやおミヤさん、その認識はあながち間違ったものでもないよ。確かに、東京タワーから歩いていくのは困難かも知れないが、東京はぶっちゃけ狭いのである。自転車があれば、渋谷・新宿・池袋など結構スイスイ行けたりするものなのだ。「あれ?こんなもん?意外と近いじゃん」みたいな感じで拍子抜けしたりする。

大学時代は、家から自転車で九段下のキャンパスまで行ったりしたものである。小さい頃は、家と、九段下のようないわゆる「都心」との接点が見つけにくく「とにかく遠いところだ」というイメージが強かったのだが、大学3年になって九段下のキャンパスに通うことになった際、ふと思い立って地図を調べてみたら「こりゃ意外と行けない距離でもないんじゃん?」と思い、実行に移してみた。家から目黒通りに出て、目黒駅を突っ切ってプラチナストリート(外苑西通り)に入る。広尾の交差点で右に入り、有栖川宮記念公園脇の坂を上り(ここの近くにある都立中央図書館で卒論書いてたなぁ)、テレビ朝日六本木センター(現在の六本木ヒルズ)の前を通って六本木通りに出る。有名なアマンド六本木店アークヒルズの前を通過、溜池からグイッと坂を上って国会議事堂を眺めつつ内堀通りに入る。最高裁判所、国立劇場、イギリス大使館の前をひたすら走り、靖国神社の鳥居が見えてくれば九段キャンパス到着である。約1時間半。帰りは、極力上り坂の少ないルートを探りつつ、寄り道もしたりするので、倍の3時間ほどかかった。確かに時間は食うのだが「遠い」という印象はなく、むしろ「自転車でも六本木とか国会議事堂とか行けるもんだなぁ。東京ってそんなに広くないもんだ」という気持ちの方が強かった。一度はまるとやみつきになり、夏の暑い時期でも汗だくになって自転車通学を挙行し、友人から呆れられたこともある。

今はさすがにそこまでやるほどテンションも上がらなくなったし、体力も少々落ちてしまった。長時間自転車に乗っていると、サドルが尻に食い込むのがかなり辛くなってきた。その分、いろんなところを歩いてみようかと思う。狭いったって、まだ、電車や地下鉄に乗ってちゃわからない、知らない東京がいっぱいあるんだもんね。
コメント (4)
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