(出前講座)
「私の地域参加」の題目で、10分間の講演を区役所の健康福祉センターから頼まれました。
なぜ、私が?
「シニアライフを生き生きと歩む会」の例会の出前講座に「地域包括ケアシステム」の説明会を企画しました。
地区の担当保健師が講演してくれました。
「地域包括ケアシステム」の概念を十分に理解しないまま参加し、講座の最後に感想を述べる機会がありました。
『私は毎日欠かさずに、朝の公園体操に参加しております。毎日公園体操の仲間と交わす挨拶が日課の始まりです。
その他いろいろ地域の仲間と交流をしております。
このような日々繰り返し行っている事が、行政が掲げる政策の一端を担っている事を新たに知る機会になりました。
今まで行政の施策に関し、認識面で大きな隔たりがありました。
今日のお話を聞いて、それが身近な存在になったような気がします。
シニア世代の好奇心はその生き甲斐の源だと思っております。
「地域包括ケアシステム」が掲げる4つの支援の「共助」「公助」に頼らない「自助」「互助」に
今後いろいろ努力を重ねて参りたいと思います。』
こんな経緯を踏まえての、時間制限付きの講演依頼です。
私は困ってます。講演依頼そのものは大変光栄な事です。
問題は「私の地域参加」の題目の中身です。
とても10分間に凝縮できるものではありません。
側で家内が苦言を呈します。
『10分位がちょうど良いと思うよ、関心を以て聞いていられるから。
それ以上なると、貴方の場合何処か、脇道に逸れそうだから心配です。
10分間の講演、私が一人で聞いてあげるから、やってみたらどう?』
長年連れ添った女房のさりげないアドバイスに、唯々感謝あるのみ。