一年前の定期健康診断で血糖値HbA1cが6.5%
その基準値の上限に達した。
その際の体重は78Kg。
頃は3月、それまでは趣味の野良仕事は休眠期間。
余暇は間食もりもり食べながらの読書三昧の日々。
その診断結果は糖尿病予備軍入り。
初老の男性の担当医は糖尿病専門医を紹介してくれました。
紹介された専門医は若い女医さんでした。
糖尿病予備軍を対象にいろいろ指導がされます。
管理栄養士と食生活改善の相談をすることとか、
血糖値を下げるための投薬治療とか、いろいろ。
「先生、食生活改善の相談や投薬治療の事ですが、
3ヵ月ばかり待っていただけませんでしょうか?」
「良いですよ。でも3ヵ月間何をなさるのですか?」
「はっきりした事は言えないですが、糖尿病予備軍と診断されて
戸惑いを感じております。それ故の対策指導だと思いますが、
今までいろいろ健康管理について、指導されても聞き流してきた経緯があります。
ここは今までの生活習慣を見直して、自分なりの対応策で実践しない事には
改善しないような気がします。」
「良いことに気が付かれましたね、3ヵ月後良い結果に結びつくことを期待してます。
それから、この先生が私の内科の担当医となりました。
3ヵ月毎に血液検査を実施し、診断を受けております。
血液採取の際、看護士さんに
「あれ、今日は体重測定しないの?」
「どうして?」
「今日のために一生懸命努力した結果が、どこにも表れないから・・・」
「どれくらい体重を減らしたのですか?」
「自慢できる話ではないですが、ここ2週間で3Kg程度。」
「先生の前で、結果だけの自己申告をしたら如何ですか?」
その一時間後、検査結果が出ました。
TCHO,TG,HDLC,LDLC, HbA1c
基準値を若干超過する項目もあるが問題視する程ではありません。
カルテには私の生活習慣の改善の成果が詳しく記録されていることでしょう。
今後、その内容を裏切らないように日々、精進に努めることとします。
また3ヵ月後、担当医の女医さんとお話出来ることが楽しみです。