旧日光街道、千住宿界隈を散策。
「ゆったり東京街歩きの会」です。
毎月開催され、10年以上も続いています。
千住の歴史や文化を発見しながら、ゆっくり歩いてます。
赤門寺(勝専寺)の閻魔様の姿を小さな格子戸から拝見。
怖い顔、見張られている感じ。
閻魔大王は仏教において、地獄を司るとされている神的存在。
嘘をついたら、地獄で舌を抜かれるとのこと。
何枚の舌があったら、足りる事でしょう?
やっぱり、将来は天国行きを希望します。
そう言えば、ごく最近になって話題になっている「希望の何某」
これから、どうなっていくのだろう。
ちょっと、気になります。
江戸時代の時を知らせる鐘。
もう直ぐ,正午です。
鐘の音は響きませんでした。
江戸四宿は品川淑(東海道)・内藤新宿(講習街道)・板橋宿(中山道)
そして旧日光街道の千住宿。大変賑わっていたようです。
千住大橋は徳川家康が荒川(隅田川)に最初に掛けた橋だそうです。
千住青物市場の歴史は江戸時代以前(天正の頃、豊臣秀吉時代)から存在したようです。
それから、初めて知った事ですが、
日本に一つしかない長ねぎ専門の卸売市場が千住にありました。
この市場を通過したねぎ、つまり目利きのねぎ商達により選び抜かれたねぎを
「千寿ねぎ」と呼ぶそうです。
高級料理店の食材として買い求められているそうです。
一般の庶民までには、中々行き渡らないそうです。
その産地は何処だろう?
葛飾区北部の東金町が「千住ねぎゆかりの地」となってました。
「千寿ねぎ」と「千住ねぎ」、産地に変わりありません。
そして、千住の街を散策して
青果市場の歴史・やっちゃ場のおこりを知りました。
卸売り商の屋号の看板が街道筋にいっぱい掲示されてます。
皆、「やっちゃ場」の商売屋さんです。
今も、昔からの家業を継続している処も見受けられます。
例会の締め括りは昼食懇親会です。
銀座アスターの中国料理を美味しく頂きました。
関東地方の天気予報は雨、それも豪雨でしたが、
何故か、千住界隈は用意した雨傘は不要でした。
晴れ女神は誰だか知らないが、幸運に恵まれた
楽しい街歩きツアーでした。