日々の生活に掲げた目標が、いろいろあります。
シニアライフを生き生きと歩むためのものです。
リタイヤ後の余暇を無駄なく過ごすために、読書の習慣を身に付けました。
その習慣が身についてなかった頃は、今思うと悲惨そのもの。
読もうと思って本屋で新刊書を購入するが、3ページ読み進んだ
程度で
横済みされたまま。
それが、度重なること毎度の事でした。
そして、その悪習慣を断ち切るために、必須の努力をしました。
どんなことがあっても、一冊の本を最後まで読み終えることを
自分への課題にしました。
長編小説から始まり、その時代背景の関連小説と読書の幅が広がります。
その過程で、お好みの作家の作品に興味が移ります。
いろいろと試行錯誤するうちに、読書が趣味の仲間入りになりました。
そうこうしている内に退職時期を迎えました。
「さあ!これから毎日が日曜日。如何に余暇を過ごすか?」
掲げた目標が、年間100冊の本を読破する事です。
努力目標の名目は「認知症予防」です。
努力目標を掲げるだけでは、何時か頓挫しかねません。
長期的展望に添ったものではなくてななりません。
私の希望は、健康長寿です。
そのためには、認知症予防が欠かすことのできないことです。
健やかな日々の暮らしの中で、掲げた目標に向かって努力している事
そのものが大切だと、今では悟っております。
私のパソコンの中には、10年来の読書記録が書き記されております。
読書書籍名、著作名、出版社、読書終了日。
8月末日で、本年度の100冊読書目標を達成しました。
前年度からの繰り越したものに、今年度分が加算されての目標達成です。
ここ数年繰り返されている事です。
目標達成後の読書本は来年度への繰り越しになります。
「まずは、目標達成おめでとう!」
自分自身へのお褒めの言葉です。
内緒の話ですが、韓流ドラマに明け暮れている
家内のお褒めの言葉は期待しても無駄です。
読書を続けていると、不思議な事が度々起こります。
以前読んだ本に再び出合うのです。
「あれ!これって、以前読んだことがある!」
図書館から借り受けるとき、読書経歴を確認しているわけではない。
偶然の出会いを、大切にしております。
どことなく、その本を精読している感じがします。
そして、どことなく愛着が沸いてきます。
意図して、繰り返し読んだ本は数冊だけです。
これから、再読した本が記録ファイルに識別することにしました。
その数が、年次毎に増えそうです。
この努力目標が続いていることが、私の健康長寿の証です。
健やかなシニアライフの一端です。