大腸ガンの話続き

　一応は手術だったので生命保険や共済がおりました。郵便貯金からは７万円ぐらいおりたかなあ。入院代が一日5000円とかおりたし。そんなこんなで、一ヶ月ぐらい経ったある日、組織検査の結果を聞きに病院に行きました。結果は、悪性でした。ガーン！！やっぱりショックでしたね。帰りそば屋で一杯やる気も無く帰宅しました。おまけに、腸の内部に「憩室」がぼこぼことたくさんある写真を見せられました。なんか、本当にげっそりした気分でしたね。

　でもまあ、糖尿のSドクターに相談してみても「これは全部取れたという事ですから心配しなくてよいのですよ」と言われ、まあ、知り合いにももっと、腸を切り取っても元気にやっている人も何人かいるそうで、あまり気にしない事にしました。

　上皮内新生物ですから、がん保険は出ない物と思っていましたが、保険屋のDさんに調べてもらうと、契約が新しくなって出ますよ！ということになりました。なんと、診断されて300万円、手術が40万円、入院一日２万円とかーーーーーー。まあ、喜んでよいのか悲しんでよいのかわかりませんでした。

　妻と話して、まあこれからはしょっちゅう検査を受けて気をつけて、あとはストレスをためないように好きな事をするようにしようという事になりました。それで今に続いています。

大腸ガンの話

　四年前の夏休みにマカオに旅行しました。マンダリン　オリエンタル　ホテルのプールで泳いでいた時、プールサイドのいすでくつろいでいた時、下腹部になにか異様な感覚がして、自分だけ部屋の戻りトイレに入りました。痛くもないのに下痢している感じで、終わってから便器を見ると真っ赤でした。下血というやつですね。痔かなあと思いましたが、それにしては痛みが無い、不思議な感覚でした。これ以上続くようなら香港に行って友人のシンディーに頼んで一緒に病院に行ってもらおうと思いましたが、幸い、もう一度あったぐらいで、旅行を中止する事もなしに帰国しました。

　帰国後、まず、痔の再発を疑い、某横浜の松島病院に行きました。結果は痔はしっかり治っていますとの事、系列のクリニックに行き大腸検診を予約、もう一度出直しになりました。

　検査を受けるとポリープが三個ありますとのこと、内視鏡手術を予約して帰りました。約三週間後入院しました。ちょっと大きめなのがあるとの事、予定は三日間の入院でしたが、術後出血があったのでもう二日入院しました。もっと置いてくれと頼んだのですが、連休になるので病院に人がいなくなるのでだめですと断られました。しょうがないので退院しました。この話続く