西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

46年間の存在証明

2006年06月05日 10時04分00秒 | Weblog
昨日は、私の46回目の誕生日であった。

46年前、生後40日目の赤ん坊だった私は急性肺炎を患い、生死の境を彷徨っていた。
当時小学校1年生だった兄の証言によれば、私は「コーヒー牛乳みたいな色をした血を、鼻から噴き出していた」のだそうだ。

それから46年…。私は現在体重80kg弱。ガッチリした体格の、見た目だけは健康そうなオッサンになった。
子供の頃から体が弱く、何度も病魔と戦い、その都度勝ち抜いてきた私の人生を証明してくれるのは、今や母と兄の二人だけになった。

これからもそんな母と兄を大切に思いながら、ゆっくりと着実に、そして力強く生き抜いていきたいと思うのである。