トム＆ベン

　週末は自主映画『金縛り』の撮影で、高松へ。高松で泊まったのは、確か八年ぶりだったように思うが……。

　監督のトムと主役のベンはアメリカ人。二人と一緒にいると半分以上は英語でコミュニケーションが成されていて、丁度「英語でしゃべらナイト」の世界みたいになるので、私にはほとんどチンプンカンプン。
　そして三人で歩いていると、日本人としては比較的背の高い私も一番小さくなるし、その上歩幅の長い彼らに付いていくのがちょっと大変だ。

　６月から始まったこの映画の撮影も、いよいよ今月で終わる予定。仲良くなったトムやベンとも、間もなくサヨナラすることになる。誠に寂しい限り。
　映画は来年初めまでに編集完成し、その後アメリカの映画祭に出品される予定。果たしてどのような作品になるのか、そしてどういった評価を得ることになるのだろうか、今から非常に楽しみなところである。


　素朴な発見。白人は日に焼けても、肌は赤くなるばかりで、黒くなることはあまりないらしい。そう言えば小麦色の白人は、見たことがなかったな……。