今日、未明、午前4時過ぎ……。
「キュイーンキュイーン! 火事です火事です!」
我が家の天井にある火災警報器が、けたたましく鳴った。
慌てて起き上がって、警報器から短くぶら下がっている紐式のスイッチを引っ張り、すぐに警報音は鳴り止んだが……。
結局、誤作動。けど未明に突然鳴り響いた音のお陰で、心臓はドキドキバクバク……。しばらく眠れなかった。
各家庭でも設置が義務付けとなって、だいぶ経ったこの警報器。我が家のあるアパートにも、家主さん依頼の業者によって、今年6月下旬に2つの部屋に1個ずつ、計2個の火災警報器が天井に取り付けられた。
そしてそれから、丁度ひと月経った7月下旬のことである。
朝8時過ぎ、出かける妻を見送るべく玄関のドアを開けると、遠くから微かに異音が……。何となくツクツクボウシの鳴き声にも聞こえる。
妻を送り出してから、改めてしばらく耳を澄ませていると……。
「キュイーンキュイーン! 火事です火事です!」
……と聞こえる。
この音は……? そうだ! ひと月前、設置された時に試験的に聞いた、あの火災警報器が発する警報音であることを思い出した。
これは大変だ!
早速、家主さんに電話で通報。しかし自転車で駆け付けた家主氏、耳が遠くて警報音が聞こえないらしく、すぐに帰ってしまわれた。
しかしまだ、警報音は鳴り止まない。
ええい他人事や! どないなったって知るかい!
確かに室内に入ると聞こえなくなるような小さな音なのだが、しかししかし気になるので、時々外へ出て耳を立てる。
まだ聞こえる……。
彼是1時間ぐらい、妻や実家に電話で相談しつつ、やきもきしたが、思い切って消防署へ電話を入れことにする。
しかしもし誤作動だったら……? 以前実家にいる頃、悪戯通報があったらしく、消防車や救急車が10台ぐらいやってきて、ご近所が大騒ぎになったことを経験している故、それを思えばさすがに119番こそ出来なかったが、とにかく相談窓口とやらに電話。
始めは穏やかな応対をしてくれていた消防署員だったが……、次第に口調が昂ったものに変化していくではないか。
「それは十分緊急事態です! すぐにサイレン鳴らして消防車を向かわせます!!」
そして10分余りで、消防車が到着。さすがに早めにサイレンは止めてくれたが……。到着後早速、警報音が聞こえる部屋の窓を破って突入することが検討されるも、家主氏の了解を得られていないことを理由に断念。
それがまた家主氏が外出中で連絡が取れず、遅れて到着した警察官とともに大騒動。
……で、結局……、警報器の誤作動……。
この手の火災警報器、埃や虫や結露などでも誤作動するケースがあるとか。
命を守る為に必要な機器であることに疑いはないが、裏腹にまったく人騒がせな一面もある代物ではある。
「キュイーンキュイーン! 火事です火事です!」
我が家の天井にある火災警報器が、けたたましく鳴った。
慌てて起き上がって、警報器から短くぶら下がっている紐式のスイッチを引っ張り、すぐに警報音は鳴り止んだが……。
結局、誤作動。けど未明に突然鳴り響いた音のお陰で、心臓はドキドキバクバク……。しばらく眠れなかった。
各家庭でも設置が義務付けとなって、だいぶ経ったこの警報器。我が家のあるアパートにも、家主さん依頼の業者によって、今年6月下旬に2つの部屋に1個ずつ、計2個の火災警報器が天井に取り付けられた。
そしてそれから、丁度ひと月経った7月下旬のことである。
朝8時過ぎ、出かける妻を見送るべく玄関のドアを開けると、遠くから微かに異音が……。何となくツクツクボウシの鳴き声にも聞こえる。
妻を送り出してから、改めてしばらく耳を澄ませていると……。
「キュイーンキュイーン! 火事です火事です!」
……と聞こえる。
この音は……? そうだ! ひと月前、設置された時に試験的に聞いた、あの火災警報器が発する警報音であることを思い出した。
これは大変だ!
早速、家主さんに電話で通報。しかし自転車で駆け付けた家主氏、耳が遠くて警報音が聞こえないらしく、すぐに帰ってしまわれた。
しかしまだ、警報音は鳴り止まない。
ええい他人事や! どないなったって知るかい!
確かに室内に入ると聞こえなくなるような小さな音なのだが、しかししかし気になるので、時々外へ出て耳を立てる。
まだ聞こえる……。
彼是1時間ぐらい、妻や実家に電話で相談しつつ、やきもきしたが、思い切って消防署へ電話を入れことにする。
しかしもし誤作動だったら……? 以前実家にいる頃、悪戯通報があったらしく、消防車や救急車が10台ぐらいやってきて、ご近所が大騒ぎになったことを経験している故、それを思えばさすがに119番こそ出来なかったが、とにかく相談窓口とやらに電話。
始めは穏やかな応対をしてくれていた消防署員だったが……、次第に口調が昂ったものに変化していくではないか。
「それは十分緊急事態です! すぐにサイレン鳴らして消防車を向かわせます!!」
そして10分余りで、消防車が到着。さすがに早めにサイレンは止めてくれたが……。到着後早速、警報音が聞こえる部屋の窓を破って突入することが検討されるも、家主氏の了解を得られていないことを理由に断念。
それがまた家主氏が外出中で連絡が取れず、遅れて到着した警察官とともに大騒動。
……で、結局……、警報器の誤作動……。
この手の火災警報器、埃や虫や結露などでも誤作動するケースがあるとか。
命を守る為に必要な機器であることに疑いはないが、裏腹にまったく人騒がせな一面もある代物ではある。
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/m11/br_banner_takibi.gif)