★★★ 久慈河畔便り ★★★ … 猛禽撮影、質問?、変だよ!、…趣味から老々介護の経験・感想など

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まるで新年会 !?

2017年01月05日 09時59分25秒 | 1.猛禽_10_オオタカ

実は今年も、久しぶりに飲酒した元日を除いて、私の庭先の延長である久慈川の畔(ほとり)を約1時間、メタボ対策を兼ねて、散策していたのです。

 年末年始で、国の工事も、自治体の工事も休み、久しぶりに重機音が有りません。パトロール車の派手な回転灯も無し。観客も私一人、後は堤防を健康志向で言葉少なく歩くカップルなど。

野鳥たちも、久しぶりに静かな環境に戻って、自然の姿に戻るのではないか?、と期待していたのです。

 

初日は、なんとなく気配が有りますが、眼の方が慣れず、対岸を歩く私が再接近のころ飛び立って初めてそれと判る、の繰り返しです。どうにか 4・56 (一脚) で構えましたが、後でPCで観て、どうやらあれはオオタカ成鳥だったとか、はるか遠方にノスリがいることが判る程度で、どうにも、画像が不満です。私の感想では、長さ不足もさることながら、ISが無いのが致命的です。(初めの二枚のみ4・56で撮影)

 

 

 

昨日は思い切って、普段主力機器として使っている「7DⅠ+6・4Ⅱx1.4Ⅲ」(金属三脚の上)を一脚(公称耐荷重2kg)に乗せ替えて持ち歩いてみました。全重量は5kgを少し超えていますが、靴も重めで、まあ安定して動けました。(実は、クマタカ横睨みの予行演習です。また万一、一脚が壊れても、レンズ・ベルトで首掛けしてるし、一脚は更新すればよいので…。)

普段歩かない堤防から外の畑へ下り、また道なき堤防を登って、一時間近い歩行でした。

 

折悪しく陽射しが途切れた時でしたが、コロニー下流側の二本の木に、何か鳥影…。撮ってみると、左の木にオオタカ成鳥、右の木の中心部には、ヤマバトが一羽。異常な近距離ですが、油断しなければ逃げられる、ということでしょうか。(以後、6・4x1.4で撮影)

 

 

 

更に下流へ歩くと、小さめの木の天辺に、トビが留っています。その視線の先は、上記のオオタカの留っている方向です。

 

 

念のため、行く手の高圧鉄塔を見上げると、何やら鳥影。普段ハヤブサが見張りの定点にしているところですが、約200mで撮ってみると、顔と腹模様から、ノスリです。100m以内までの接近を試みましたが、あっさり気付かれてしまいました。

 

 

堤防外の畑地を期待して巡ってみましたが、地元の百姓から一再ならず聞かされていた、「ハヤブサの狩の痕」らしきものは、全く見つかりませんでした。例の如く、大分昔の話かもしれません。

 

 

堤防の土手を上がると、先ほどオオタカとヤマバトが緊張関係に有った木が、何やら賑やかな様子。取敢えず撮って、家で確認すると、一本の木に、殆ど同じレベルで、5羽のヤマバトが写っています。(あるいは、2カップルの4羽と、少し毛色の違う1羽の野鳥。) まるで新年会の集まり。折から、暖かい陽射も戻っていました。

 

 

 

 

次いで、私の観察定点、コロニー中ほどへ遡上する途中から、林の中ほどにオオタカの白い腹が、戻っていた陽光に輝いて見えます。冒頭のコロニー下流側の木から飛び去っていたオオタカ成鳥を再確認!

 更に、今年の初脱糞像をゲットです。中流から上流へ移動してみましたが、何とも枝被りのままでした。

 

 

 

 ここ数日穏やかで、期待通りに野鳥が戻ってきた感じですが、数も種類も予想以上に賑やかで、恰も新年会状態で、嬉しい次第です。(これにミサゴが加われば、オールスター勢揃い!)。

盆・暮だけでは寂しいですが…。

 

 

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