久慈河畔でオオタカを見かけなくなって数ヶ月、オオワシの現場で、久し振りに目撃しました。
風は強いが快晴で、絶好のワシ日和の先週末、背後の林の中で、何やら懐かしいなき(クチヘン+帝)声がしますが、少し気が抜けた感じ。少し経って、今度は少し締まった感じ、次いでもう一度、あの懐かしいキリリとした警戒音です。
ちょうど昼頃、白っぽい腹を見せて猛禽が一羽湖上に飛び出しました。しかし、そのまま飛び去らず、岸から100~200mの上空を比較的ゆっくり回っています。取り敢えず写真にして観察すると、紛れもなく懐かしのオオタカです。白い眉、鋭い眼、白い腹部の黒い横縞、・・・。
その30分後、私がカメラを離れているとき、オオタカが2羽、湖上方面から林に突っ込みました。1羽は林に留まったようですが、右の一羽は、木々の合間を縫って、南のほうへ飛び抜けていきました。きっと、番の一組で、春に備えた行動だったのでしょう。
昨年は見かけなかったようですが、一昨年はよく見かけただけに、今年も楽しみです。
なお、どの画像でも確認できますが、胃袋辺りが、大きく膨らんでおり、食後の腹ごなしだったのかも知れません。
また、冒頭記載の鳴声のうち、初めの締まりの無い声は、♀のものだろうと推察します。幼鳥の餌ねだり声、メスの甘え声、オスの警戒音、と順に締りが出てくるようですね。
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